【スプリングS(G2)展望】武豊ファンタジストに大チャンス! 混戦必至の直結トライアル

3歳クラシックが目前に迫ってきた。3月17日、中山競馬場でスプリングS(G2、芝1800メートル)が開催される。レースを展望しよう。
4戦3勝、重賞2勝の実績を誇るのがファンタジスト(牡3歳、栗東・梅田智之厩舎)。昨年7月、中京の新馬戦(芝1200メートル)を勝つと、9月の小倉2歳S(G3、芝1200メートル)を圧勝、重賞初制覇を達成した。3戦目に京王杯2歳S(G2、芝1400メートル)を選択。初めての1400メートル戦に挑戦。アウィルアウェイとの接戦になったがハナ差競り勝った。
4戦目の朝日杯FS(G1、芝1600メートル)が初のマイル戦。2戦2勝のグランアレグリアが1番人気、3戦3勝のアドマイヤマーズが2番人気。3戦3勝のファンタジストはその戦歴から距離を不安視されての3番人気だった。結果は4着。敗因はやはり距離だったのだろうか。
1週前追い切りは主戦の武豊騎手が騎乗、栗東・坂路で4F51秒1-1F11秒7。いつも通り稽古では抜群の動きを見せた。武豊騎手は「距離は微妙に長いとは思うけど、掛かる馬ではないので」とコメント。距離を克服できれば勝利に最も近い存在だが、距離が持たない可能性も考慮すべきだ。
前走の朝日杯FSで9番人気ながら2着に激走したのがクリノガウディー(牡3歳、栗東・藤沢則雄厩舎)。アドマイヤマーズには2馬身差をつけられたが、3着のグランアレグリアに競り勝った勝負根性は見逃せない。前々走、素質馬の揃った東スポ杯2歳S(G3、芝1800メートル)は7着だったが、2戦目のレースでニシノデイジーと0.5秒差ならば合格点だったと言える。すでにファンタジストを負かしている。優勝候補の1頭。
タガノディアマンテ(牡3歳、栗東・鮫島一歩厩舎)は兄にタガノトネール(武蔵野S)、タガノエスプレッソ(デイリー杯2歳S)がいる良血。今年2月のきさらぎ賞(G3、芝1800メートル)では出遅れて最後方からの競馬になったが追い込んで2着。このレースは5着だったメイショウテンゲンが弥生賞(G2、芝2000メートル)を勝ったように低レベルだったとは言えない。人気にならなければ面白い。
中山の葉牡丹賞(500万下、芝2000メートル)を1分59秒6という2歳コースレコードで勝ったのがシークレットラン(牡3歳、美浦・田村康仁厩舎)。同じ舞台のホープフルS(G1、芝2000メートル)を圧勝したサートゥルナーリアより2秒速い。前走の京成杯(G3、芝2000メートル)は1番人気で4着に敗れてしまったが末脚は見どころがあった。皐月賞(G1、芝2000メートル)の優先出走権確保が義務だ。
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