GJ > 競馬ニュース > 川田将雅は「怖くない」?
NEW

JRA川田将雅は「怖くない」……春G1豪華布陣空振りに終わった「真因」

【この記事のキーワード】, ,
JRA川田将雅は「怖くない」......春G1豪華布陣空振りに終わった「真因」の画像1

 先週で上半期のG1戦線も終わり。北村友一騎手のG1初制覇、D.レーン騎手の大活躍などがあったが、イマイチ波に乗れずに期待されていた成績を収められなかった騎手も大勢いる。その代表格として名が挙げられるのが川田将雅騎手だろう。

 川田騎手は、古馬マイル路線ではダノンプレミアム、中距離にはキセキ。3歳勢ではマイル路線にダノンチェイサー、牡馬クラシックはヴェロックス、牝馬ではダノンファンタジーなど、騎手ならば誰もが羨む豪華なお手馬を抱えていた。

 騎手リーディングでもトップをひた走っていたこともあり、その時点では『川田騎手は春のG1をいくつ勝つのか』とも言われていた。だがいざフタを開けてみると2着は3度数えたものの、未勝利。5度も不利を受けるなど不運な面が重なったことも影響しているようだが、問題はそれだけではないと関係者は教えてくれた。

「川田騎手は最上級の結果が出ずとも、オーナーなどが”納得できる競馬”を見せてくれます。ですが、それは裏を返せば、一か八かの冒険をしないということ。だからパターンが読みやすいそうで、一部の有力騎手は、『川田さんの馬をマークすればいいから楽だ』と話し、また突飛な騎乗もしないため『あまり怖くない存在』なんだそうです」(競馬関係者)

 たしかに宝塚記念(G1)でもキセキに騎乗した川田騎手は、レーン騎手のリスグラシューにピッタリとマークされていた。ペースや進路の判断などが的確で無謀な動きもしない川田騎手は、一部の有力騎手からすると”精巧なガイド”にもなりうるのかもしれない。

 緻密に計算されたかのような騎乗を見せる川田騎手。悪く言えば融通が利かないということだが、それは彼の性格が影響しているのかもしれない。

JRA川田将雅は「怖くない」……春G1豪華布陣空振りに終わった「真因」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  3. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
  10. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ