
川崎・瀧川寿希也「引退」騒動たくさんも反省はなし? 新たなる「フィールド」とは
19日、川崎競馬は瀧川寿希也騎手が、8月16日付で騎手を引退したと発表した。
瀧川元騎手は平成25年4月15日にデビューし、同日に初勝利を達成。その後はメキメキと頭角を表し、昨年度は172勝、うち川崎競馬では83勝をあげてリーディングジョッキーにも輝いていた。
これからも活躍が期待される逸材だったが、今春、「SNSにおいて事実や法令を無視した発言等を繰り返し、競馬の信用を失墜させる行為があった」として処分。今年3月28日の浦和競馬での騎乗を最後に自粛し、そのまま引退となった。
「リーディングを獲ったら朝の調教は出なくなったようですね。さらにSNSで一般人に対して職業批判まがいのことを行なったり、利用されているだけなのがわからないのか競馬予想を行うYouTuberと絡んだりと、もうめちゃくちゃ。評判は悪くなる一方でした。腕は確かだっただけに残念がる人もいましたが、近い内に業界から去るだろうなとは言われていましたね」(地方競馬関係者)
一時は、瀧川元騎手が牧場や関連施設などで働き、その後、他地区で騎乗。最終的には川崎競馬に戻るプランも浮上したという。だが、結局はそれも頓挫したようだ。
「表向きだけでも反省の態度を示していれば、復帰もできたかもしれません。しかし、本人の態度はまったく変わらなかったようです。
また瀧川自身は『他地区から騎乗依頼があった』なんて話していましたが、ほかでも彼を受け入れようとしているところはなかったと聞きました。今までTwitterで不平不満をぶちまけまくっていましたからね。せっかく引き取ったとしても、同じことをされたらたまったもんではないと考えるのは至極当然のこと。もう少し、落ち着いてくれればよかったんですが……」(前出・同)
瀧川元騎手は一時、Twitterから遠ざかっていたものの、川崎競馬から引退が発表される数日前から復帰。現在は、騎手ならではの視点からのレース解説や予想を行なっている。
「すでに合同会社を作っているという話もあります。また本人は9月上旬に競馬Barを開くことを計画しているみたいですね。元JRA騎手で現在はBarも経営している藤田伸二氏のようになりたいのかも。彼の引退は大きな話題になりましたし、オープン当初は人が集まりそうです」(競馬誌ライター)
騎手の道は絶たれたものの、新しい道へ進み始めた瀧川元騎手。これから新たなフィールドでどんな活躍をしてくれるのだろうか。
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