GJ > 競馬ニュース > フィアーノロマーノ リベンジ体勢整った!?
NEW

JRAキーンランドC(G3)フィアーノロマーノ「因縁の対決」リベンジ体勢整った!? 武豊ダイアトニック逆転のポイントとは

JRAキーンランドC(G3)フィアーノロマーノ「因縁の対決」リベンジ体勢整った!? 武豊ダイアトニック逆転のポイントとはの画像1
ダイアトニック JBISサーチより

 30日、札幌競馬場で行われるサマースプリントシリーズの第5ラウンド・キーンランドC(G3)には、函館スプリントS(G3)を完勝して勢いに乗るダイアトニックが出走する。

 今年の高松宮記念(G1)で上位に入った馬は、1着のモズスーパーフレアが北九州記念を見せ場十分の2着に好走、2着のグランアレグリアが安田記念(G1)を優勝し、3着ダイアトニックも函館スプリントSを優勝と次走でも好結果を残している。

 現在、4戦を消化したサマースプリントシリーズは先週の北九州記念(G3)を制したレッドアンシェルが14ポイントで首位。これを12ポイントで2位のラブカンプー、11ポイントで3位のジョーカナチャンが追う展開だ。10ポイントで4位のダイアトニックにとっても、キーンランドCを好走すれば1位も射程に入るだけに負けられないところだ。

 だが、前走に続いてトップハンデの58キロを背負うキーンランドCは、一筋縄でいかない可能性も十分に考えられるかもしれない。

 快勝した前走の函館スプリントSは前残りが多発していた馬場を3枠6番の絶好枠からすんなり先行する展開が大きく味方したといえるだろう。

 その一方、現在の札幌芝コースは先行馬に向かない可能性がある。7月から始まった札幌開催の芝1200mの特別戦で逃切り勝ちはゼロと逃げ先行馬が苦戦している傾向だ。先週の札幌記念(G2)でも、2番手から強気の競馬をしたラッキーライラックが直線で息切れして3着に敗れ、単勝1.9倍の圧倒的な支持を裏切る結果となったばかりだ。

 ダイアトニックは近走、差しから先行策に転じて好結果を残しているだけに、強気に乗り過ぎると足元をすくわれる可能性も出て来るかもしれない。

JRAキーンランドC(G3)フィアーノロマーノ「因縁の対決」リベンジ体勢整った!? 武豊ダイアトニック逆転のポイントとはの画像2

 そこで面白そうなのがフィアーノロマーノ(牡6、栗東・高野友和厩舎)の存在だ。

 直接対決となった今年の阪急杯(G3)では降着で物議を醸した因縁の相手である。函館スプリントSでは、右前肢跛行を発症して競走除外となったマイラーズC(G2)以来のレースということもあり、余裕残しでの出走だった。550キロ台の大型馬が叩いた効果は大きいだろう。

「フィアーノロマーノの前走はいかにも休み明けという内容でした。藤岡康太騎手が終始押っつけ押っつけで追走に手間取っていたように、本来の行きっぷりに比べると本調子になかった印象です。

これまでの2頭の対戦成績はほぼ互角に近いですから、1キロだった斤量の差が2キロに開く今回こそが絶好の狙い目といえるかもしれません」(競馬記者)

JRAキーンランドC(G3)フィアーノロマーノ「因縁の対決」リベンジ体勢整った!? 武豊ダイアトニック逆転のポイントとはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  3. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  4. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  5. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  6. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  7. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  8. 【天皇賞・春】横山典弘「前ポツン」にファンは狂喜乱舞? 20年前の逃亡劇再現あるか……マテンロウレオ陣営も不気味なコメント
  9. UAE競馬史上「最強」のジョッキーが短期免許で日本初参戦! ステレンボッシュ、シックスペンスの名門も「いい馬を用意している」
  10. C.ルメール「ダービーは絶対大丈夫」復帰いよいよ秒読み! ドウデュース武豊と同じく騎乗数セーブ予想も…春G1で復活インタビューとなるか