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JRA新潟記念(G3)ワーケアの「取捨」はこのレース次第!? C.ルメールが手綱を取るアノ馬が明暗を分けるか

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 6日、新潟競馬場で新潟記念(G3)が行われる。今年の出走馬で最も注目を集めるのは、唯一の3歳馬ワーケアだろう。

 重賞未勝利ながらも、ホープフルS(G1)で3着、弥生賞(G2)で2着と結果を残しており、世代トップクラスの1頭と呼べる存在である。日本ダービー(G1)では3番人気の支持を集めるも8着に敗れた。名誉挽回のためにも、古馬相手となるこのレースで結果を残しておきたいところだ。

 3歳馬の新潟記念挑戦と言えば、一昨年の優勝馬ブラストワンピースが記憶に新しい。同馬はダービー5着から新潟記念を勝利。クラシック最後の1冠となる菊花賞(G1)では4着に敗れたが、同年の有馬記念(G1)を制して待望のG1タイトルを手に入れた。ワーケアも偉大な先輩に続くことができるだろうか。

 ワーケアの将来を占うにあたっても重要な1戦となる新潟記念。その意味でも、同日5Rの新馬戦(芝1800m)に出走するクロンターフ(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎)にも注目が集まる。

 父ディープインパクト、母チェリーコレクトという血統のクロンターフは、ワーケアの半弟にあたる。兄にも共通するが、叔母にG1・2勝を挙げた名牝シーオブクラスがいる良血馬だ。

 2017年のセレクトセールにて1億1500万円で落札されたワーケアに対して、クロンターフはサンデーレーシングから総額1億円(250万円×40口)の募集。弟も兄に負けず劣らずの評価を得ていると言えるだろう。

 1週前追い切りは、美浦・ウッドコースで5ハロン66秒7、ラスト12秒1をマーク。デビューに向けて順調な仕上がりだ。

「父がディープインパクトに変わりますので、2歳戦から完成度の高い走りを見せてくれるのではないでしょうか。木村調教師は『まだ線が細い』『将来を見据えて大事に育てたい』と話していますが、デビュー戦から素質の高さを見せてくれるはずですよ」(競馬記者)

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 クロンターフの鞍上にはワーケアと同じく、C.ルメール騎手を迎えることも期待の高さの表れだろう。兄の背中を知るリーディングジョッキーがデビュー戦の手綱を取るのは心強い。

 ルメール騎手は先週の開催で3年半ぶりに未勝利という結果に終わった。だが、前回未勝利に終わった翌週のルメール騎手は[4-4-1-6]の好成績を残している。しっかりと気持ちの切り替えをできたのは、さすがトップジョッキーといったところだ。心配する必要はないだろう。

 果たして、クロンターフはデビュー戦を飾り、ワーケアの“前祝い”をすることができるだろうか。新潟記念の開催日は新馬戦にも注目だ。

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