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2020.10.01 11:00
JRA毎日王冠(G2)あのレースの台頭で「G3降格」危機!? 将来的な「低レベル化」必至で存在意義に疑問の声も……サリオスの試金石として機能せずか
編集部
マイルCSの前哨戦である富士Sは、昨年までG3・1着賞金4100万円で施行されていた。それが今年からG2・1着賞金5900万円となったことで、多くの馬が矛先をこちらに向けている。
「毎日王冠は1800mという天皇賞・秋とマイルCSの間の距離で行われるG2ということで、多くの有力馬が出走してきました。しかし、富士SがG2に昇格して毎日王冠との賞金差が埋まったことにより、マイルCSを目標にする馬は富士Sに向かっているようです。毎日王冠はG1昇格すら熱望されるレースだっただけに、これは寂しいですね……」(競馬記者)
実際に、NHKマイルC(G1)の勝ち馬ラウダシオン、京成杯AH(G3)で古馬相手に2着のスマイルカナ、関屋記念(G3)の勝ち馬サトノアーサー、G1馬のペルシアンナイト、ケイアイノーテックなどが富士Sへ出走を予定している。
富士SのG2昇格は意外なところに弊害を及ぼしたのかもしれない。来年の毎日王冠は復権することを願うばかりだ。
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