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JRAから“永久”追放も!? O.マーフィー騎手「コカイン陽性」で長期騎乗停止危機……過去には親日家L.デットーリ騎手「7年間」の空白も

JRAから永久追放も!? O.マーフィー騎手「コカイン陽性」で長期騎乗停止危機……親日家L.デットーリ騎手「7年間」の空白の画像1

 世界の競馬ファン、そして日本の競馬ファンにとっても衝撃的なニュースが駆け巡った。

 1日、昨年のジャパンC(G1)をスワーヴリチャードで制した英国のO.マーフィー騎手が、フランスでの騎乗後の検査の結果、コカインに陽性反応を示していたことがわかった。AP通信を始め、英レーシングポスト電子版など複数のメディアが報じている。

 今夏7月に仏シャンティイ競馬場に参戦していたマーフィー騎手だが、尿検査を実施した結果、コカインの陽性であることが判明したという。

 一方のマーフィー騎手は自身のTwitterを通じ「人生で一度もコカインを摂取したことはない」とコメント。すでに毛髪検査を研究所に依頼し、コカインが陰性であることを公表するなど「自分の潔白のために戦う」と、強い意思を見せている。

 今後はもう1つの基準となる検体Bの検査結果によって、処遇が決定することになりそうだ。

 昨年のジャパンCでJRA・G1初制覇を飾っただけでなく、今年年頭にはわずか1カ月程度で27勝を上げるなど「英国の若き天才」と称される手腕を日本の競馬ファンにもアピールしていたマーフィー騎手。

 また、以前から夢だったと語る日本参戦を果たした際には「ホテルに例えると“五つ星”」と日本競馬のコースや環境を絶賛。自身の公式サイトには「MO(オイシン・マーフィー)IN JAPAN」という日本の競馬ファンのための項目を設け、日本語で近況を掲載するなど、日本競馬を溺愛していることでも有名だ。

 それ故に、今回のニュースは日本の多くの競馬ファンにとってもショックだったようで、SNSや掲示板などでは「とりあえず結果を見守るしかないけど、マーフィー騎手に限ってあり得ない」「これはショック……」「陰性だと信じてます!」「挫けずにまた、日本に来てほしい」など、マーフィー騎手を応援する声が多数上がっている。

「まだ25歳の若者ですが、日本で見た印象は非常に真面目そうな好青年。今年も英国のリーディングを独走するなど、騎手としても非常に充実したシーズンを送っているだけに何事もないことを祈りたいですね。

ただ、もしコカイン接種が認められれば、半年以上の騎乗停止処分は免れないと思います。2012年には、世界的な名手L.デットーリ騎手がコカイン検出によって半年の騎乗停止となりました。近年では欧州諸国で禁止薬物についての関心が高まっており、アイルランドではコカインの陽性反応で5年間の騎乗停止という、極めて重い処分が下った例もあります。

いずれにせよ、もしコカイン検出が確定した場合、半年以上の騎乗停止となるだけでなく、その後のJRAへの短期免許取得は非常に厳しくなるでしょうね。場合によっては、もう日本でマーフィー騎手の騎乗を見ることはできないかもしれません」(競馬記者)

 実際に、1991年の初来日から2011年まで11度も日本参戦を果たしていたデットーリ騎手だが、2012年にコカイン検出によって半年の騎乗停止を受けて以降、次に来日が叶ったのは7年後、昨年2019年だった。

 外国人騎手だけに騎乗馬の都合も然ることながら、その背景には禁止薬物に対して厳正な姿勢を執るJRA側の意思が少なからず影響したことは想像に難しくない。

 先日、自身の公式サイトを通じて「日本へ行くことを11月に予定していましたが、このパンデミックの状況下、日本への入国が許されない現状です」と日本語で新型コロナウイルスの影響を語り、「安心できる状況になり次第、日本の皆さんに会いに行きます。日本の馬に再会出来る事も今から楽しみにしています」と日本の競馬ファンへメッセージを送っていたマーフィー騎手。

 果たして、苦境を乗り越えて再度来日を果たすことができるのか。それとも世界中のファンを裏切ってしまう結果になるのか。英国の天才騎手の動向が、世界中から注目されている。

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