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JRA池江泰寿調教師「泣かないの?」北村友一、初G1制覇から約1年半――「精神的成長」は唐突なG1勝利から!?

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 しかし、池江調教師は「母も姉も成長が遅く晩成型だった。実が入り、体つきも古馬らしくなってきている」と成長する本馬に目を細める。

 今週7日の追い切りでは、水口優也騎手が跨り栗東のCWコースで6ハロン84.8秒。ゴール前で気合を付けられると、同じ京都大賞典に出走する僚馬アイスバブル(古馬OP)に0.4秒先着した。

 仕上がりも良好で「完成」に近づきつつあるシルヴァンシャーだが、『netkeiba.com』の予想オッズでは今回も伏兵扱いとなりそう。G1勝利後は本馬への騎乗が初となる北村友騎手も、国東特別の借りを返したいと思っている事だろう。

 2019年にG1で3勝と、クロノジェネシスなどで一気にブレイクした北村友騎手。そこには、唐突なG1勝利で得た「精神的成長」があったのだろうか――。

 1年半という短い期間で、大きな成長を遂げた北村友騎手。「あの時とは違う」と言わんばかり肝の据わった騎乗で、大阪杯のような勝利を期待したいところだ。

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