JRA秋華賞(G1)伝説「1000万馬券」演出コンビが再び大波乱の立役者に!? 福永祐一「能力だけで……」不完全燃焼続く「大器」が春の雪辱に燃える

今回こそは完全燃焼を――。
18日、京都競馬場で行われる秋華賞(G1)に、ミヤマザクラ(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎)が出走を予定している。
クイーンC(G3)で本馬を勝利に導いた福永祐一騎手に鞍上が戻り、盤石の態勢でG1に挑む予定だ。
デビュー戦こそ4着に敗れたものの、2戦目の未勝利戦では2着馬を0.8秒も突き放しレコードで快勝。続く京都2歳S(G3)では、牡馬相手に2着と健闘したミヤマザクラ。
桜花賞(G1)の前哨戦となる、次のクイーンCを快勝したレース後、福永騎手は「スタートが速く、最後は流れ込むような形に……本当はためる競馬でどれだけ脚を使えるか見たかった。今日は馬の能力だけで勝ってくれました」と、勝利したものの納得の表情ではなかった。

本番となる桜花賞では、レース後に福永騎手が「能力だけで5着まで押し上げてくれました。3角過ぎからのめりっぱなしで、馬場が悪くなったのが悔やまれます」と話しており、能力を出し切れなかった様子。
「クイーンC以降、福永騎手が『能力だけで……』と言い続けているのも、上手く全てを出し切れていないと悔やんでいるからからではないでしょうか。素質は調教師ともども見込んでいるようですし、まだ底を見せていないのかもしれませんね」(競馬記者)
確かに、福永騎手が騎乗した2回は、先行して押し切ったクイーンCと、重馬場での桜花賞。イメージするレースは、できていないのかもしれない。「能力だけで……」と話しているのも、言い換えれば「それでも」好走できたという事。ミヤマザクラには、それだけ高い能力があることを見込んでいるのだろう。
オーナーは、ディープインパクトやキングカメハメハなど、数々の名馬をターフに送り込んできた金子真人ホールディングスの金子真人氏。福永騎手とのコンビではワグネリアンで日本ダービー(G1)を制するなど、その活躍は枚挙にいとまがない。
このコンビで思い出されるのが2008年。福永騎手がムードインディゴで挑んだ秋華賞(G1)だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- JRAにピンポイントで「潰された」殿堂馬……「障害最強馬」オジュウチョウサンが超えるべき「最後の壁」は、強過ぎるが故の”歴史的遺恨”
関連記事

JRA武豊「自主隔離」秋G1「ほぼ不参戦」の可能性浮上!? 秋華賞だけでなく菊花賞、天皇賞・秋、エリザベス女王杯なども……

JRA【秋華賞(G1)展望】デアリングタクトが史上初「無敗牝馬3冠」へ! 前哨戦“圧勝”のリアアメリアには凡走フラグ……?

JRA秋華賞(G1)「100万馬券」コンビが再び波乱を起こす!? 「騎乗停止」のあの騎手に代わり、大抜擢も納得の“穴騎手”がデアリングタクトを脅かすか

JRAの本気度に転売ヤーが戦々恐々!? 「出禁」「退会」も……。プラチナチケット必至の秋華賞、菊花賞で「2年前」からの取り組みが実を結ぶか

JRA川田将雅“人格改造”「なんで使ってきたんだ」から改心!? 秋華賞(G1)出走への望みを懸け松田国英厩舎からソフトフルートが出走
















