JRA武豊「自主隔離」秋G1「ほぼ不参戦」の可能性浮上!? 秋華賞だけでなく菊花賞、天皇賞・秋、エリザベス女王杯なども……
11日、毎日王冠(G2)では3歳馬のサリオスが、京都大賞典(G2)では昨年の香港ヴァーズ(G1)の勝ち馬グローリーヴェイズが、それぞれG1馬の貫禄を見せての勝利。
さらなるビッグタイトルを狙う有力馬たちの競演で、秋競馬もいよいよ本格的な熱を帯びつつある。
そんな中、日本が誇るレジェンド武豊騎手は、先日の凱旋門賞(仏G1)遠征による新型コロナウイルスの感染拡大防止のため14日間の自主隔離中。先週だけなく、秋華賞(G1)が控える今週末も参戦することができない。
競馬の看板である武豊騎手を欠く開催に一抹の違和感があった先週末だが、そんなレジェンドがこの秋、ほぼ日本のレースに参加できない可能性が浮上しているというから驚きだ。
「実は武豊騎手のお手馬のマテラスカイ(牡6歳、栗東・森秀行厩舎)が、11月7日に米キーンランド競馬場で開催されるブリーダーズCスプリント(G1)を目指すことになりました。鞍上は現在調整中とのことですが当然、主戦の武豊騎手も候補の1人には入っていると思います」(競馬記者)
米国競馬最大のイベントとなるブリーダーズC開催は、フランスの凱旋門賞ウィークと並ぶ、世界有数のビッグイベントだ。これまで積極的に海外遠征を行い、世界と戦ってきた武豊騎手にとっても、極めて重要なターゲットであることに間違いはない。
実際に、武豊騎手は昨年もマテラスカイとのコンビでブリーダーズCスプリントに参戦。残念ながら8着と結果は伴わなかったが「挑戦し続ければチャンスはある」と、続戦に強い意欲を示していた。
例年であれば、例え日本のG1レースの日程と重なったとしても、迷いなく参戦を決意したに違いない。だが、マテラスカイを管理する森秀行調教師が「情勢とか、色々ある」と話している通り、今年は新型コロナウイルスの影響によって海外遠征が困難な状況であることは述べるまでもないだろう。
それでも自身の公式ホームページで「帰国後に2週間の自主隔離が待っていることはもちろん承知しています。迷いはありません」と、先日の凱旋門賞に挑戦した武豊騎手。
しかし、ブリーダーズC挑戦には、さらに「高い壁」が立ちはだかっている。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
- 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
- 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
- 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
関連記事
JRA武豊の後継者に海外メディアも「アンビリーバボー」と称賛!? 「超高額馬の“弟分”が骨折」&「転売ヤーがJRAにビビりまくり」福永祐一“調教師”誕生も時間の問題!? 【週末GJ人気記事総まとめ】
JRA武豊止まらぬ「負の連鎖」!? 凱旋門賞まさかの「見学」も……日本で直面したかもしれない厳しい現実とは
JRA武豊「凱旋門賞ジャパン出走取り消し」心情を吐露…… 菊花賞(G1)アンティシペイトで「倍返し」を狙う!?
JRA武豊の凱旋門賞を奪った「禁止薬物」ジルパテロールとは? 元WBC世界バンタム級王者・山中慎介とルイス・ネリの「因縁」から3年
武豊「大誤算」ジャパン凱旋門賞(G1)直前にまさかの出走取消! スプリンターズS、秋華賞より優先した夢……残されたのは大き過ぎた「代償」