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パチスロ11月『ミリオンゴッド-凱旋-』撤去後…『沖ドキ!』『番長3』らが一時的な「回避機種」に!?

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 パチンコ業界に特化したマーケティングリサーチの「シーズリサーチ」は先日、「パチスロ撤去機の遊技客動向(第二回)」についての調査結果を公表した。

 同社は、11月16日に認定期間満了を迎える高射幸性機『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』の撤去は、ホールの稼働に大きな影響を与えると予想。約6万台の設置がある本機を打っている遊技客層や相関性の高い機種などをアンケートから分析、撤去後の遊技者動向を考察した。

 その調査によると、2019年までは平均程度だった稼働が、同年に『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』や『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』といった高射幸性機が撤去されたことで大幅に伸びたとのこと。

 その後、コロナ禍で稼働を落とすも再度上昇し、9月の稼働「8,744枚」は前年同月比約14.5%増となった。

 同社では、その結果を「高射幸性機撤去時の高射幸性層の受け皿として定着した」と分析。客数が増え、売上・稼働が上がったにも関わらず粗利の変化があまり見られないことや、遊技者側の勝率が5%前後増加していることを考えると、「本機の運用方法を稼働重視の使い方へ変化させた」とも述べた。

 遊技客層は30代が最も多く、次いで40代。過去一年以内に『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』を遊技した遊技者を対象に、同期間内で遊技した他の機種を聞いた(ノーマルタイプを除く)ところ、最も多かったのは『押忍!番長3』で、『Re:ゼロから始める異世界生活』『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』と続いた。

 これらのデータから同社が一時的な回避機種として挙げたのは『沖ドキシリーズ』、『押忍!番長3』『パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒』『ぱちんこCR真・北斗無双』『CR真・花の慶次2~漆黒の衝撃』などで、

 新規則機では『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』『Re:ゼロから始める異世界生活』『P大工の源さん超韋駄天』など。『ジャグラーシリーズ』は高射幸性層に限ると「あくまで回遊するサブ機種」とし、「本命機ではない」と除外した。

 同社は上記の結果を「遊技者動向からの機種の選定」と説明。「市場に残存する台数が多いことから、自店舗での機種保有状況や傾向を踏まえたうえで、パチスロやパチンコと一時的に受け皿を多く持ち、遊技客の傾向や動向を細かく追う中で、店舗にあった次世代のエース機を育てていくことが必要だと考える」と締めた。

 次回は、『沖ドキシリーズ』をピックアップしてデータを公開予定とのこと。各種調査はHPでチェックできる。

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