GJ > 競馬ニュース > 「2.3億円」グラティアスがデビュー戦快勝!
NEW

JRA「2.3億円」レシステンシア弟グラティアスがデビュー戦快勝! 加藤征弘調教師「ゴールを過ぎてからが一番速かった」余裕たっぷりのスケール感

【この記事のキーワード】,

JRA「2.3億円」レシステンシア弟グラティアスがデビュー戦快勝! 加藤征弘調教師「ゴールを過ぎてからが一番速かった」余裕たっぷりのスケール感の画像1

 24日、東京競馬場で行われた新馬戦(芝2000m)は、1番人気のグラティアス(牡2歳、美浦・加藤征弘厩舎)が優勝。昨年の2歳女王レシステンシアの弟が単勝1.9倍の人気に応え、デビュー戦を堂々の勝利で飾った。

 15頭立てで行われた芝2000mのレース。好スタートを決めたグラティアスは、内からハナを主張したモズマンジロウを抑え込むようにして先頭へ。世代屈指の逃げ馬として知られる姉と同じようにペースの主導権を握りに行った。

 1000m通過は66.1秒と、この時期の2歳新馬の中でも遅いペース。グラティアスを先頭に据えたまま、レースは瞬発力勝負の様相となった。

 最後の直線を迎え、各馬が横に大きく広がる。リードがほぼなくなったグラティアスにとって決して楽な展開ではなかったが、残り400mを切ったところで鞍上のC.ルメール騎手がゴーサインを出すと、後続を引き離しにかかる。一度はモズマンジロウが並び掛けたものの再度突き放し、最後は1馬身1/4差をつけてゴールした。

「レース後、ルメール騎手が『ずっと物見をして、ハミを取らなかった』とコメントしていましたが、かなり粗削りなレースでした。ただ『ゴールを過ぎてからが一番速かったみたい』(加藤征弘調教師)と話していた通り、着差以上の強さ。まだまだ余力はありそうです。

ダイワメジャー産駒の姉レシステンシアはマイルで活躍していますが、ハーツクライ産駒のこちらは加藤調教師が『エンジンの掛かりが遅い』と話していた通り、じっくり運べる長い距離があってそうな印象です。本当によくなるのはまだ先でしょうが、楽しみな存在であることは間違いないですね」(競馬記者)

 昨夏のセレクトセールでは初日の最後に登場し、姉レシステンシアがまだデビューしていなかった時期にもかかわらず、2億3000万円(税別)で落札されたグラティアス。

 レース後には、ルメール騎手が「跳びが大きいし能力がありそう」と話せば、加藤調教師も「経験を積んでくれれば」と先を見据える。来年のクラシックへ向けてまた1頭、楽しみな大物が初陣を飾った。

JRA「2.3億円」レシステンシア弟グラティアスがデビュー戦快勝! 加藤征弘調教師「ゴールを過ぎてからが一番速かった」余裕たっぷりのスケール感のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗