GJ > 競馬ニュース > C.ルメール「3度目の正直」なるか!?
NEW

JRAエリザベス女王杯(G1)C.ルメール「3度目の正直」なるか!? ラッキーライラックに1番人気「G1連勝ストッパー」のジンクスが……

JRAエリザベス女王杯(G1)C.ルメール「3度目の正直」なるか!? ラッキーライラックに1番人気「G1連勝ストッパー」のジンクスが……の画像1

 15日のエリザベス女王杯(G1)で、ラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が、G1・4勝目、このレース連覇を狙う。

 今年は阪神競馬場の内回り芝2200mで開催されるエリザベス女王杯。ここ2戦は不本意なレースが続くラッキーライラックは、全く性質の違うコースで連覇を果たせるだろうか。

 新たな鞍上には、C.ルメール騎手が指名された。直近4戦で手綱を取っていたM.デムーロ騎手がラヴズオンリーユーに騎乗するためだが、目下絶好調のルメール騎手との新たなコンビ結成を追い風に捉えるファンは多いだろう。その証拠に10日現在、『netkeiba.com』では、単勝オッズ2.0倍の1番人気に支持されている。

「今年は平地G1・16レースのうち、1番人気が10勝しています。特にこの秋は、スプリンターズS(G1)から天皇賞・秋(G1)まで1番人気が4連勝中。エリザベス女王杯でも1番人気が濃厚のラッキーライラックへの期待は高まりますが、ルメール騎手への乗り替わりというのが少し気になります」(競馬誌ライター)

 不調のデムーロ騎手から絶好調のルメール騎手への乗り替わりはプラスとしか捉えられないが、どの辺りが気になるのだろうか。

「この春は、皐月賞と天皇賞・春で1番人気の馬が2連勝しましたが、続くNHKマイルCでルメール騎手が乗った1番人気レシステンシアが2着に敗れました。さらに、ヴィクトリアマイル、オークス、日本ダービーと1番人気が3連勝しましたが、安田記念でアーモンドアイがこの連勝を止めてしまいました。この時の鞍上はもちろんルメール騎手でした」(同)

JRAエリザベス女王杯(G1)C.ルメール「3度目の正直」なるか!? ラッキーライラックに1番人気「G1連勝ストッパー」のジンクスが……の画像2

 つまり、1番人気の馬が結果を残している今年のG1において、1番人気馬の“連勝ストッパー”になっているのがルメール騎手というわけだ。人気馬に乗る機会が多く、ルメール騎手の宿命ともいえるが、「二度あることは三度ある」となってしまうのだろうか。

 ラッキーライラック陣営にとって、懸念材料はもう一つある。

「テン乗りというのは不安要素ですね。ルメール騎手ほどの実力があれば、乗り替わりはむしろプラスに思えます。しかし、継続騎乗時に比べてG1でのテン乗り成績はあまり良くありません」(同)

【ルメール騎手のG1継続騎乗時とテン乗り時の通算成績】
継続騎乗 89戦「22-13-14-40」(24.7%/39.3%/55.1%)
テン乗り  55戦「6-8-2-39」(10.9%/25.5%/29.1%)
※カッコ内は左から勝率、連対率、複勝率

 G1でのテン乗りは、昨年の菊花賞(ニシノデイジー、2番人気9着)以降、皐月賞(サトノフラッグ、2番人気5着)、NHKマイルC(レシステンシア、1番人気2着)と3連敗中。果たして、ルメール騎手は“苦手”のテン乗りでラッキーライラックを勝利に導き、この秋のG1、1番人気馬の連勝を「5」に伸ばすことはできるだろうか。

JRAエリザベス女王杯(G1)C.ルメール「3度目の正直」なるか!? ラッキーライラックに1番人気「G1連勝ストッパー」のジンクスが……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. 【天皇賞・春(G1)予想】「盾男」武豊騎手&サリエラから三連複1点勝負!
  4. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  5. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  6. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  7. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】
  8. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  9. 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
  10. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか