パチンコ『北斗の拳』は現実逃避の救世主!?「魅惑の連チャン」が最高の展開を引き起こす!!

文＝大森町男

　待望のビッグコンテンツ『P北斗の拳8救世主』が導入された。北斗といえばコレ！　という伝統のバトルスペックを搭載した次回ループの確変モードはプレイヤーが選んだ4つのモードで展開するバトルに勝利すればモード継続＋1500発の出玉を獲得できる手に汗握る連チャンを楽しめる。

　バトルモードのループ率が約84％と高いので大きな出玉を獲得できるのが魅力。確変突入時の期待出玉は7000発ほどと迫力充分。さすがの『北斗』を堪能できるようなスペックになっている。

　また、バトルボーナス後の時短では最高300回までの電サポが用意されていて、これまでとは違うP機ならではの感覚でプレイが可能。もちろん、遊タイムも搭載され、低確率で959回転消化すると1200回の電サポモードに突入する。

　ちなみに、バトルモードそれぞれの演出内容に合わせた3つの昇天演出が用意されていて、ラオウももちろんファルコやカイオウの特別な昇天演出を見ることができるようになっているのである。

　もう一刻も早く『P北斗の拳8救世主』を打ちに行きたいのであるが、状況がそれを許してくれない。さまざまなスケジュールが組み込まれ、打ちに行く時間が捻出できないでいる。町男は泣いている。なんのためのフリーライターだと。

　打てない、打ちたいの葛藤のなか、とりあえず気持ちを落ち着かせるために777TOWNで『P北斗の拳8覇王』を打ち始めてしまった。締め切りが迫っていてそんなことやってる暇ないのに。まあ、始めてしまったものは仕方がない。とりあえず満足するまでやってしまおう。

　この『覇王』も『救世主』も同じ『北斗の拳8』である。演出のベースは基本一緒であろうし、次回まで確変とシステムの根本も同様である。つまり、考えようによってはこれはもう同じ機種といっても過言ではない。

　錯乱のなかプレイしていると、なんとわずか6回転で大当り。救世主予告やキリン柄、ケンシロウリーチとたっぷり王道を堪能できたので普通の確変でも満足である。この確変は3連チャンで2000発ほどの出玉獲得となった。

　時間がないなか即座に初当りを引き寄せ連チャンさせるなど、もう神様がとっととやめて仕事しろと言っているようなものであるが、確かに満足したといってもやはりRUSHはやっておきたいのが人情というもの。

　と、プレイ続行した200回転ちょっと。7図柄による大当りをゲットし念願の小当りRUSHに突入したのである。したのであるが、40回転であっさり負けやがり2260発で連チャン終了となってしまった。

　この展開はフラストレーションがたまるなどと嘯いてはまたプレイを続け、現実逃避という名の家パチを謳歌するのである。

　その後131回転で7図柄のRUSH直撃から負けては「ケーン！」、負けては「ケーン！」の繰り返しでRUSH3連と通常確変1回の4連チャン6570発をゲット。異常な初当り確率と20％しかない小当りRUSHの引きを見せ、最速最短まっすぐ一直線で『P北斗の拳8覇王』を満喫できたのである。

　こうなると一刻も早く『P北斗の拳8救世主』も777TOWNに導入してほしいものである。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。