
JRAピンクカメハメハら心不全「急増」に浜中俊騎手が見解。『ウマ娘』登場のトウカイテイオー、アグネスタキオン、サクラバクシンオーなどの死因……考えられる理由とは【一部再掲】
20日、東京競馬場で行われたユニコーンS(G3)は、7番人気の伏兵スマッシャー(牡3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎)が勝利。昨年の覇者カフェファラオら6年連続で、勝ち馬が後のG1となっている超出世レースを制し、ビッグタイトルに王手をかけた。
その一方で、今年のユニコーンSは悲しいニュースに包まれた。2月のサウジダービーを制したピンクカメハメハ(牡3歳、栗東・森秀行厩舎)が、レース中に急性心不全を起こして他界してしまったからだ。
東京競馬場が悲鳴に包まれた。スタートしてしばらく、向正面でいつも通り好位をキープしていたピンクカメハメハだったが、突如フラつくように脚取りが乱れると、そのまま内ラチに激突……。鞍上の北村宏司騎手は内柵を越えて、コースの内側へ投げ出されるような格好で落馬した。
JRAの当日の発表によると、向正面で転倒したため競走中止となったピンクカメハメハは急性心不全により死亡。また、落馬した北村宏騎手は病院へ搬送されたが、診断名は後日発表するという。競馬に危険は付きものとはいえ、あまりにも痛ましい事故だ。
さらにこの日は、阪神でも不幸があった。
最終12Rに出走するはずだったウンダモシタン(牝4歳、栗東・藤沢則雄厩舎)が、レース前の本馬場入場後に急に倒れて競走除外。JRAの発表によると、こちらも急性心不全により死亡したとのことだった。
近年の競馬において、急性心不全は最も多い競走馬の死因の1つだ。今年3月にはマーチS(G3)に出走したベストタッチダウンも、レース中に急性心不全を起こして亡くなっている。この日、天に召された2頭も含め、最近特に増加傾向にある印象だ。
「それにしても最近、心不全を起こす馬が多くなっているように思います」
昨年3月、自身が『中日スポーツ』で連載しているコラムにて、心不全を起こして死亡する馬の多さについて振り返ったのは、浜中俊騎手だ。
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