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パチスロ「集中役で一世を風靡」した名作の後継機種…【レトロスロット実戦『ミスターマジック』編】

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パチスロ「集中役で一世を風靡」した名作の後継機種…【レトロスロット実戦『ミスターマジック』編】の画像1

 今回の主役はサミー工業の3号機『ミスターマジック』(1992年)です。

 1989年に登場するや、1度突入すると中々終わらないシングルボーナス集中役『アラジンチャンス』で大ヒットとなったニイガタ電子の2号機『アラジン』。

 その後継機種として登場した『アラジン2』の兄弟機種としてリリースされたのが、このミスターマジックこと『ミスマジ』です。

 アラジン同様にAーCタイプ(A=ボーナス・C=集中)でしたが、アラジンと比較しボーナス確率と集中役の突入及びパンク確率は大幅に変更されました。

 しかし「集中には中々はいらない」「入ってもスグに抜ける」という事から大したヒットには繋がらず…当時の3号機の宿命でもあったかのように裏モノ化。

「アラジン同様に単チェリーが成立すれば大チャンス!」というのはノーマルでのお話で、裏バージョンではあまり意味がありませんでした。ボーナス察知は100%がスベりで判断というものです。

 ボーナス絵柄を引き込まない位置でも最大限の4コマを引き込むため、それはもう正に『ズルすべり』。とにもかくにもスベりが、めちゃめちゃ楽しい台なのでした。

 しかし、ミスマジにおいてはボーナス絵柄が3種類(ビッグ、レギュラー、シングル)とあるため、シングルだった場合には落胆する事になります。

 本来のアラジンであればシングル成立で集中役の可能性があるものの、この裏ミスマジにおいては裏モノのお約束であるかのように、集中役がカットされていたのですね。

 したがって、ズルすべりからシングルだった場合には1回のJACゲーム(15枚)の払い出しで終了なのです。ズル~っときても枚数は大違いですからね。正に天国と地獄という感じです。

 まぁ、あくまでも私の地域のバージョンのお話であり裏モノである以上、店舗や地域によって多彩なバージョンが存在する事になりますが、多くは同じような特徴を持っていたと思われます。

 ちなみに2007年には後継機種であり完全告知タイプの5号機『ミスターマジックネオ』がリリースされておりますが、かなりのマイナー機種だったため記憶されている方は少ないのかも知れませんね。

 さて、ではちょっぴりですが遊技といきます。

 今回は時間がないと伝えていたため、知人が予めボーナスを仕込んでくれておりました。昔懐かしいモーニングサービスですね(笑)。

 いや~しかし本当に気持ちが良いんですよ、この『ズルすべり』が。当然の如くスグには揃えずスベリを堪能します。

 そして777揃いからサクっと3連チャン。

 確か連チャンの成立が早いのも特徴だったような気がします。1ケタG台でサクサク連チャンしますから。やっぱり裏モノは最高ですね。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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