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パチスロ新台「初当り=90%ループ」万枚達成の爆裂報告も!? 有利区間突破で2400枚を超える出玉を体感!

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 今年9月からパチスロ6.2号機の導入がスタートしている。この6.2号機というのは、主にAT・ARTといった指示機能に関わる抽選が行われる区間(有利区間)を1500G→3000Gに緩和したもので、これによってゲーム性の幅が格段に広がることとなった。

 これまでの 6号機を振り返ると、大都技研の『Re:ゼロから始める異世界生活』が大ヒットを記録したが、本機は6.1号機以前の超過酷なルールの中で開発されたマシンであり、ここまでのヒットは誰も予想できなかったはずだ。やはり純増8.0枚のAT「ゼロからっしゅ」での爽快感がファンの心を掴んだのだろう。それに有利区間完走までにかかるゲーム数はわずか300G。有利区間を1200G消化した後でも完走するポテンシャルがあるのだから、長期稼働を実現したのも納得である。

 このような高純増タイプであれば、限られた有利区間のゲーム数の大半を通常時で消化しても最後まで取りきることができるが、一方で低純増タイプの場合はそういうわけにもいかない。

 たとえば、純増3.0枚のマシンで通常時を800G消化すると、残りの有利区間は500Gとなるが、そうなると最大でも1500G(3.0枚×500G)しか獲得できなくなってしまう。そのため、天井G数は浅くせざるを得ないし、到達後の恩恵は「CZ確定のみ」という機種も多く、最悪の場合は「天井→CZ→天井……」といったように、半日以上回してATに突入しないということもあるのだ。

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 その対策として、各メーカーは様々な手法で低純増でも2400枚獲得できるマシンを開発してきたが、それでも有利区間1500Gという規制は非常に厄介な存在だったはず。仮に良いアイディアが思い浮かんだとしても実装するためには相当な努力と開発力が必要だろうし、それをプレイヤーが完璧に理解して遊技できるとは思えない。「有利区間を突破!」「一撃2400枚を超える衝撃!」いずれも聞こえはいいフレーズだが、台の仕組みを理解していないとその恩恵を受けられない場合もあるからだ。

 もちろん、それは仕方ないことではある。ただ、打ち手はシンプルに「面白いか、つまらないか」「出るか、出ないか」でその機種を評価するし、ゲーム性や台の内部仕様が複雑すぎると、なかなか手が出しづらい印象だ。有利区間という新たな概念を理解するだけでも大変なのに……。
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 とまあ、6号機以降のパチスロは、ヒットさせるためのハードルがさらに高くなってしまっているが、そもそも一撃での上限枚数が設けられている時点で“打たない”という方もいるだろう。

 何なら6号機から「一切パチスロを打っていない」という方もなかにはいるかもしれない。やはり有利区間はパチスロ界にとって最大の天敵であり、その中でも最強最悪なのが出玉ストッパー(2400枚規制)である。この存在が消えない限り、今後もパチスロ市場は厳しい状況が続いていきそうだ。

 さて、そんな憎き“出玉ストッパー”だが、それを軽々と倒してしまったマシンはわずかに存在する。その代表格が通称“リノスペック”と呼ばれているボーナス連チャン機だ。

 2018年にリリースされた6号機初となる『スーパーリノXX』こそノーヒットで終わってしまったが、その後継機となる『スーパーリノSP』が来年1月に登場予定で、さらにユニバーサルエンターテインメントからは新台『泡盛』が来月初旬にリリース予定である。いずれもリアルボーナスの連チャンを存分に楽しむことできる上、有利区間のルールに縛られない設計となっており、首尾よくいけば一撃2400枚以上の出玉獲得が可能なのである。

 特に『泡盛』に関しては、先行導入(現在は撤去済?)の時点で“大暴れしている”と一部で話題になっており、ネット上では「一撃5000枚を突破している!」「ボーナス連チャンが強烈すぎる!」といった声が。さらに、ほぼ一撃で万枚を突破している台データもSNS上にアップされるなど、その出玉性能は5号機に匹敵すると言っても過言ではないだろう。

 気になるゲーム性だが、先日公開された機種HPによると、本機は4thリールタイプとなっており、左リール「チェリー出現」でボーナス当選のチャンス。残りの全リールに「泡盛図柄」が止まれば激アツで、初当り時は必ずビッグボーナスをゲットできるという。

 そしてBB終了後は連チャン率約90%の「オトーリモード」へ。同モード中はシーサーランプ点滅でボーナス確定となり、ビッグボーナスであれば(約130枚)、REGボーナスであれば約70枚を獲得できる。

 今のところ、初当り確率やボーナス比率といった具体的なスペックは明らかになっていないが、初当り=BB+90%ループという強力な性能だけに、通常時は苦戦を強いられそうな気配。だがその分、クリアした時の達成感は格別だろう。“一か八か”の刺激を求めるギャンブラーにはうってつけのマシンとなりそうだ。

(文=バイラス渡邉)
<著者プロフィール>
好きが高じて、パチンコ業界で開発業務などを経験。開発会社や某メーカーを渡り歩いた後、フリーのライターへ転身。幼少期時代から慣れ親しんだパチスロでの思い出、元業界関係者だからこそ分かる機種の新情報を独自の分析を交えつつ紹介している。

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