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JRA ジャパンC(G1)はハズれても大丈夫!? 35分後の京阪杯(G3)で「一発逆転」目指せるとっておきの“大穴”

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 28日、東京競馬場でジャパンC(G1)が行われる。

 日本ダービー、有馬記念と並ぶJRAの一大レースだけあって、多くのファンが馬券を購入すると思われる。

 仮に、馬券が的中すれば少し贅沢をしてみようか、など様々な皮算用が頭をよぎるのが競馬の魅力。その一方で、もしハズれてしまっても「最終レース」で取り戻そうとするのが競馬ファンの性でもある。

 しかし、今年のジャパンCは東京12R。つまり、ジャパンCそのものが最終レースなのだ。

 これでは「最後の一発逆転」のチャンスがない……。と、思ってしまうが、我らの日本中央競馬会様はしっかりとジャパンCの負けを挽回させる「機会」を与えてくれる。それがジャパンCの35分後に発走となる、阪神12Rの京阪杯(G3)だ。

 例年京都競馬場で行われるレースだが、京都競馬場が改修工事中であるため今年も阪神開催となる。それはさておき、京阪杯は例年「荒れる」レースとして知られている。

 後のG1馬ダノンスマッシュが快勝した3年前は、2着・3着に2桁人気の馬が食い込んで3連単54万円の波乱に。さらに4年前の17年は9番人気→6番人気→14番人気で決まって、3連単167万円の帯封決着となっている。昨年は3番人気と1番人気と上位2頭は堅かったが、3着に12番人気のジョーアラビカが入って3連系の配当が跳ねている。

 そんなこんなで伏兵馬のマークが欠かせないレースだが、今年ぜひ推奨しておきたい馬がラヴィングアンサー(牡7歳、栗東・石坂公一厩舎)だ。

 27日14時現在で単勝人気がブービーの「大穴」だが、実績はメンバー上位。重賞勝ちこそないが、リステッド・オープン特別を合わせて3勝している。阪神1200mの実績も十分で、昨年同舞台で行われたタンザナイトS(OP)で追い込み勝ちしている。

 追い込み一辺倒の脚質であるため、今の阪神芝コースは合っていると考えられる。現在の阪神の芝は、8週開催最終週のAコースを使用。連続開催による芝への傷みが内の馬場を中心に見られるため、外の馬場が伸びる傾向にある。それゆえ追い込みが決まりやすい馬場であるため、ラヴィングアンサーにとって願ってもない馬場と言える。

 前走のスプリンターズS(G1)で大敗しているため、状態面などが懸念されるが、その心配は杞憂に終わりそうだ。24日の最終追い切りで栗東坂路の自己ベストタイムをマークしており、7歳ながら今が絶頂期と言えそうだ。

 また、今回初めてブリンカーを着用する予定だ。ブリンカー装着によってレースへの集中力が増すようならば、オープン3勝を上げた自慢の末脚に更に磨きがかかるはず。

 今回の逃げ馬候補は何頭かいるが、鞍上は積極果敢な若手騎手が目立つ。先行争いが激化すれば、なおよし。岩田望来騎手とラヴィングアンサー、そして石坂厩舎のJRA初重賞制覇に期待したい。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

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