JRA吉田隼人「逆襲」へジャパンC(G1)の裏ジャック!? 「鬼の居ぬ間に…」京阪杯(G3)で反撃開始!

秋のG1シリーズで、ソダシやステラヴェローチェといった人気上位馬に騎乗しながら結果を出せなかった吉田隼人騎手。先週のマイルCS(G1)や今週のジャパンC(G1)でも騎乗はなく、G1ではお休みモードとなってしまっている。
ただ、28日(日)に阪神競馬場で行われる京阪杯(G3)には、前走スプリンターズS(G1)で自身が騎乗し3着だった有力馬シヴァージ(牡6、栗東・野中賢二厩舎)で参戦予定だ。
同日、東京競馬場で行われるジャパンCに、リーディング上位騎手がこぞって参戦するため、阪神遠征で「鬼の居ぬ間に……」手堅く重賞勝利を手にしたいところだ。
思い返せばマイルCSが行われた先週、吉田隼騎手は福島競馬場で騎乗していた。阪神競馬場ではグランアレグリアの感動的な引退レースがあったが、裏メインの福島民友C(L)をダノンファストで勝利している。
レースでは2番枠を活かし中団内目でじっくりと構え、最後の直線で内の空いたところを伸びていき、ゴール手前できっちり差し切った。SNS上でも、ファンから「上手すぎ」「完璧な騎乗!」とその騎乗ぶりに賞賛の声が多く上がっていた。6番人気と伏兵扱いだったが、存在感を示している。
関東リーディングでもトップの横山武史騎手の90勝を追いかける81勝で現在2位。先週も福島で2勝を挙げており、まだ逆転の余地も十分残っているといえよう。
今回引き続きコンビを組むシヴァージは、今年に入りシルクロードS(G3)で重賞初制覇。その後オープンの2戦は惜敗したが、前走スプリンターズSでまさかの先行策に打って出て、10番人気の伏兵ながら3着と驚かせた。初騎乗となった吉田隼騎手の手腕も光った。
今回の相手は3歳馬のレイハリアとオールアットワンスの2頭だろう。共に古馬相手の重賞をすでに勝利しており、スプリンターズSは使わず、京阪杯に登録してきた。関東馬ながら、迎え撃つ関西馬を相手に、どのような競馬を見せるかにも注目が集まる。
吉田隼騎手は昨年の同レースをフィアーノロマーノで勝利している。今回は昨年5着だったシヴァージとのコンビで同一重賞連覇を狙う。華やかなジャパンCという大舞台の裏で、自分の仕事に徹し、関係者へアピールできるか。
そして来週には初ダートに挑むソダシでチャンピオンズC(G1)も控えている。ここで勢いをつけて来週は中京に乗り込みたいところだ。
(文=ハイキック熊田)
<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?
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