甘デジ「最大1800発ループ」の圧倒的RUSH突入も…一発狙いの計画が破綻に!?

　寒暖差で鼻がぐしゅーなるわ。昼間は春を飛び越えて初夏を思わせる気温になったと思ったら、夜にはすっかり冷え込んで、薄着で寝るとえらい目に合う季節である。

　昼と夜の気温差が激しくなると、くしゃみや鼻水が止まらない性質なので非常に往生する。いまでは「寒暖差アレルギー」なんて言葉も出てきたようで、花粉症なのかこれなのかはたまた別の何かが原因なのか、いいかげんにしてほしい。

　花粉症を筆頭に、昔にはなかったアレルギー性のあれこれが表出してきている現状を鑑みると、テクノロジーの進歩に反比例して人間は身体的な強さを消失しているのではないだろうか。1000年後の地球人はいまイメージされる宇宙人、火星人のような体型になっているかもしれない。

　このように鼻もぐずぐず、なんか目もかゆい、おまけに口も臭いので感染症対策のマクスではなく、プロレスラーがかぶる系の覆面マスクを着用したい今日このごろ。

■パチンコ×覆面レスラーといえば『タイガーマスク』

今回、最初に打った機種は『Pフィーバー タイガーマスクW Light ver.』である。

　なんと4回転で大当り。しかもラウンド演出に成功し、時短8回＋保留2個の「タイガーラッシュ」へ直行となった。これは激チャンス。トータル75％で半分が最大ラウンドのRUSHでがっつり出玉をホールドしたい。

　しかし、当りなしスルーであっさりRUSHを終了させるお約束ともいえるような展開に。運がいいのか悪いのか、どっちなんだよと余計に自律神経をこじらせそうである。

　連チャンよりも一発だと思い、次に打ったのは『Pフィーバーゴルゴ13 Light ver.』。『ゴルゴ疾風』の甘デジタイプで、最大1800発がループするその持ち前の出玉感で大量出玉を目論む算段である。

　37回転目、連×3やGからの依頼演出など液晶は騒がしくなるも、レバブル・超A級ZONE・ゴルゴインパクトなど決定的な演出は出ないまま。何より保留が通常のままなので、ほとんど期待しないでいるとなんか当った。

　そして運命のボーナス昇格演出。ゴルゴBONUSの狙撃にすべての神経が注がれるなか、見事にビッグスナイプチャレンジ突入となった。これで65％ループ（最大1800発）である。

　一撃チャレンジで「残り」の％の上昇を静かにしかしアツく見守るが、数字の伸びが微妙に遅い。上がっていく数字と同調して募る焦燥感。最終的に表示された数値は64％。最低でも70％は欲しかった。結果は失敗。

　ここで勘違いに気づく。リベンジボーナスが2ラウンド。そうか、ミドルタイプと違ってダメなほう引いてもマックスラウンドが約束されるわけでなかったのである。

　しかもビッグスナイプでも1800確定ではなく、10ラウンド2発、10ラウンド＋2ラウンド、2ラウンド2発と振り分けがあったことを思い出した。最初から計画は破綻していたし、結果も連チャン成功中で最低の出玉と踏んだり蹴ったり。

　未熟な者に「いつか」は決して訪れない。デューク東郷の言葉が身に染みる。

・今回のトータル出玉　＋157発（シーズン総収支　＋400発）
・実戦機種　2台（計21台/64台）

これまでの結果
A店【実戦機種26台、コンプリート（大当りさせた）台、16台/33台中・収支　－12249発】
B店【実戦機種21台コンプリート、収支　－16314発】
C店【実戦機種40台コンプリート、収支　＋3917発】
D店【実戦機種20台コンプリート、収支　＋12249発】
E店【実戦機種20台コンプリート、収支　－803発】
F店【実戦機種50台コンプリート、収支　＋18618発】
G店【実戦機種32台コンプリート、収支　－2028発】

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

【注目記事】
■パチスロ「強レア役不要の多彩な上乗せトリガー」で一撃7000枚を達成…根強いファンが多い大人気シリーズ機を振り返り！
■甘デジ並の確率で「100％ST×右半分10R」…「激アマ」だが苦戦するユーザーも!?
■パチスロ新台「2400枚の塊」が立て続けにループ!? “ウルトラ級”のAT性能を搭載した看板タイトル最新作が登場！【新台速報】