パチスロ「初回25%突破→以降80%ループ」の激アツ仕様！“飛ぶか否か”中毒性抜群の人気シリーズを振り返り!!

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、蝶が飛ぶドキドキが堪らない『キュインぱちすろ南国育ち 1st vacation』（オリンピア）について書いていきたい。

　2012年10月にリリースされた本機は、純増約2.0枚のART「南国RUSH」が出玉増加の軸。通常時は「規定ゲーム数消化」、「飛翔チャレンジ（8G間のARTチャンスゾーン）」、「超蝶モード（ART確定+大量上乗せのプレミア）」の3つからART突入を目指す。

　ART「南国RUSH」は50G＋αのG数上乗せ型。消化中はレア役でG数上乗せや疑似ボーナスの抽選、蝶図柄揃いでG数上乗せや特化ゾーン「蝶RUSH（バタフラッシュ）」の抽選を行っている。

出玉の鍵は疑似ボーナス。1G連の快感がたまらない！

　本機はARTで出玉を増やしていくタイプだが、注目すべきなのは疑似ボーナスの「南国ボーナス」だ。レア役成立時やARTの最終ゲームで抽選される同ボーナスは、初回のみ25％（青7揃い時は100％）で1G連当選となり、2連目以降は80％でループする。

　初回を乗り越えてしまえば破格の性能をしており、ラスト8Gでは『南国』シリーズお馴染みの「バタフライゾーン」へ突入し、蝶が飛ぶか否かのドキドキ感を味わうことができる。

　さらに消化中は、レア役でARTのG数上乗せ抽選を行っているため、ボーナスがループするほどARTのロング継続に期待が持てるというわけだ。

　そんな本機で筆者は「ボーナス21連＋ART410G上乗せ」という爆乗せを経験したことがあり、その時の出玉は5000枚オーバー。だが、その出玉よりもボーナスの1G連が最高に楽しかったのが良い思い出だ。

　上でも触れた「蝶RUSH（バタフラッシュ）」という上乗せ特化ゾーンでは、突入時に蝶図柄が揃う限り上乗せがループする仕様。消化中のレア役は上乗せ確定＋ボーナスの抽選も行っているため、上乗せゾーンとボーナスのループを連続で味わえる最高の特化ゾーンとなっている。

　本機は純増約2.0枚と出玉スピードこそ高くないが、ART中はG数上乗せ、ボーナス1G連、特化ゾーンなど、いたるところにプレイヤーを楽しませてくれる要素が盛り込まれている。

　蝶が飛ぶ瞬間の独特の緊張感は『南国』シリーズだからこそ味わえるだけに、今後もシリーズ機の登場を期待したい。

（文＝ひろ吉）
<著者プロフィール>
　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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