パチスロ「攻略法で日当は10万円」との噂も!? 激熱ギミック搭載の傑作!!

激熱ギミック搭載の傑作!!

　こんにちは『電撃しらっち』です。先日はSANKYO『PF蒼穹のファフナー3 EXODUS 超蒼穹3800ver.』で11000発お持ち帰りをしましたが、定番のレトロパチスロも5号機『蒼穹のファフナー』（2014年）を選んでみました。

　本機はボーナス非搭載で1G：約2.2枚純増の『蒼穹作戦』でメダルを増やしていくART機。『ルガーランス』（武器）とV入賞を決める『ジャッジメント』のダブル役物の連動が印象的でした。

　ジャッジメントが発動すれば成功率は5割超。約55%でV入賞し何かが起こるというから正に激アツ。ガチ抽選ではなく予め当否が決められている訳ですが、パチスロにおける役物演出というのもまた一興アリという感じで悪くありませんね。

　2009年に初めてタイアップ化された『CR蒼穹のファフナー』もそうでしたが、ファフナーといえば役物。しかし同様にファフナーといえば『ゴト』のイメージも拭えない印象ではあります。

技術介入による攻略法…その日当は10万円以上とも!?

　厳密にいえばゴトではなく技術介入による攻略法なのですが、あまりにも効果が高すぎました。要はタイミング打ちなのですが「その日当は10万円以上」ともいわれておりましたから。

　店側の調整によって防ぐことも可能でしたが、極端な調整になるため今度は誰も打たなくなるという状況に陥ります。なので結局は早々と撤去されてしまいました。

　技術介入とゴトの線引きは難しいという側面もありますが、ハウスルールでNGとされればその行為はゴト同然とみなされてしまいます。そういった意味では、勿体ない機種だったのかも知れません。

　ましてや昭和や平成初期とは違い、キズネタや攻略法などが世に出ることはほとんどないほんの10数年前の出来事ですから。この攻略法の発覚はセンセーショナルでしたね。

　ヘタなゴトよりも強力な技術介入なんて滅多にありません。そんなイメージもある純ART機ファフナーですが、擬似ボーナス『蒼穹ボーナス』を搭載しています。　

　三共製マシンには割と多いイメージですが、ARTの初期G数が固定でないところが好きですね。

　他にも上乗せ特化ゾーンは毎ゲーム上乗せの『フェストゥムラッシュ』やART復活ゾーンである『ファイナルチャレンジ』など実に豊富。しかも上記ゾーン全てにおいて役物が大活躍します。

　前述の通り作動しただけで50％超のV入賞率なので、本当に激アツなんですよね。これほど役物でアツくなれるマシンは中々ありません。

　さすがは三共というべきか、デキレースとはいえ見せ方が実に上手いんですよ。今回も楽しませて頂きましたが三共といえばパチンコ、パチスロの2本立てでリリースするパターンも多い印象です。

　2019年には後継機種『S蒼穹のファフナー EXODUS』もリリースされていますが、そろそろ次機種への期待が高まります。それにも役物が搭載されていると勝手に予想しますが、果たしてどうなるのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。

（文＝電撃しらっち）
<著者プロフィール>
　業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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