パチスロ「有利区間をぶち破る」衝撃のAT性能で名機復活！ダークホース最有力のリアルボーナス連チャンス機も話題に！【Pアワード2022上半期―パチスロ部門―】

　当サイト恒例の特別企画「パチスロPアワード（上半期）」が今年もやってまいりました。

　今回も、2022年上半期（1月～6月末）にリリースされた機種を、当サイト編集部が独断と偏見で選出。「 MVP 」「優秀賞」「 パチMax特別賞 」の3部門でご紹介させていただきます！「2021年上半期№1」を勝ち取ったのは……このマシンだ!!

【Pアワード2022上半期年～パチスロ部門～】

《《 MVP 》》
有利区間の壁をぶち破る衝撃のAT性能!!

『パチスロアラジンAクラシック』（サミー）

■ 出玉感 ■☆☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆☆
■　演出　■☆☆☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆☆
「総合」98.5点

［編集部のコメント］
　4号機時代の爆裂AT機『アラジンA』のゲーム性を忠実に再現した本機。スペックは純増2.9枚のATタイプで、出玉増加の軸となる「アラジンチャンス(AC)」は往年のシステムを踏襲している。

　通常時は単チェリーを機に「AC高確率」へ移行→その後は文字通り、高確率でACに当選する仕組みとなっている。

　ACは1セット30Gで、消化中はセット上乗せや「BIG CHANCE（ボーナス）」を抽選。さらにAT終了後は「状態」移行抽選が行われるのだが、この「状態」こそが本機の真骨頂であり、状態移行時の3回に1回は90％ループの「状態ロング」が選ばれ、この間はチャンス役を引けなくてもAC当選に期待できるのだ。

　そして状態以降後は、必ず有利区間リセットされ、引き戻し区間へ移行する。その引き戻し期待度は約50％で、引き戻し成功時は「状態」への移行が濃厚となるため、完走後もまとまった出玉獲得も可能。ヒキ次第では2連続の2400枚完走もあり得るということだ。
　
　ちなみに、一撃トリガーとして最大1000G継続の「S(スーパー)AC」、本作から新たに「裏AC」なる機能も追加されており、後者はACの大量ストックに期待できる。

《《優秀賞》》
2つの「頂」とボーナスが絡み合う出玉システムで現在も高稼働中！

『押忍！番長ZERO』（パオン・ディーピー製）

■ 出玉感 ■☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆☆
■　演出　■☆☆☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆☆
「総合」90.5点

［編集部のコメント］
　1G純増約2.7枚、1セット30G継続のAT「頂ROAD」で出玉を伸ばしていく本機。通常時は「押忍ポイント」を貯めてボーナスを目指す流れで、規定ポイントは3種類のモードで管理。通常モードは最大790pt、チャンスモードは最大290pt、ZEROモードは最大390ptで、設定変更後・ボーナス終了後・AT終了後は例外なくZEROモードに振り分けられる。

　ボーナスは番長ボーナス（青7&赤7）とレギュラーボーナスの2種類で、番長ボーナスは20Gの前半パート、10Gの後半パート…の2部構成。前半パートは成立役に応じて「漢気ポイント」が加算され、最終的なメーター色を参照して後半パートで7絵柄揃い＝AT抽選が行われる。

　一方のレギュラーボーナス中はベル・零絵柄揃い・弱チャンス役・強チャンス役のいずれかを引くことでリール下部のマス移動抽選。最終的に6マス目まで昇格すればATが約束される。

　頂ROAD中は特定役成立時に「頂CHARGE」抽選が行われ、弱弁当箱は14.8％、弱チェリー＆零絵柄揃いは25％で、強チャンス役は100％当選。1セット10～50G継続の頂CHARGEは押忍ポイントの特化ゾーンで、消化中はチャンス役成立で頂CHARGEがストックされる。

　さらに、その上位互換にあたる「頂CHARGE RISING」に突入すれば、押忍ポイントの大量獲得に期待でき、突入時の期待出玉は約1500枚となっている。

　AT中も通常時と同じく押忍ポイントの規定数到達でボーナス抽選が行われるわけだが、こちらの規定ポイントを管理するモードは通常とチャンスの2種類。通常モードは最大790pt、チャンスモードは最大290ptで、頂CHARGE中の999pt到達はモードを問わず「教育的指導」へ発展→番長ボーナス以上へと繋がる。

　そんな本機は、今年1月のデビュー以降も絶賛稼働中で、特に旧特定日のホールでは朝イチから埋まるほどの人気っぷりだ。先月末から市場には、新時代の6.5号機が続々と登場しているが、今後もそれらに引けを取らない活躍が期待される。

《《 パチMax特別賞 》》
怒涛のボーナス連が魅力のダークホース！

『パチスロドリフターズ』（サミー）

■ 出玉感 ■☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆
■　演出　■☆☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆
「総合」86.1点

［編集部のコメント］
　人気アニメ「ドリフターズ」とタイアップした本機は、リアルボーナス（1G純増約4.9枚）の連打で出玉を増やす変則ATタイプ。通常時はゲーム数消化・チャンス役成立・CZ「北壁脱出ミッション」などを契機に自力RUSH突入ルート「ドリフターズゲート(DG)」を目指すゲーム性で、消化中は約114枚の出玉を獲得可能。全4種類の扉が1Gごとに時計回りで回転し、DR扉時にタイミングよくベルが揃えば「ドリフターズRUSH(DR)」確定となる。

　DRはリアルボーナスが高確率で成立する集中ゾーンで、状態中のボーナス確率は驚異の約1/3.3（全設定共通）。赤7揃いの「漂流者ボーナス」は純増約4.9枚で、約114枚のコイン増加が見込める。また、消化中は液晶下部のメーターMAXで発展→バトル勝利でボーナスストックとなり、DRのゲーム数が加算されることもあるようだ。

　首尾よく連チャンしていくと、エンズバトルなる特殊ボーナスが発生。同バトルは3・6・10連目に必ず発動し、勝利すればVストック獲得となる。13回目のボーナスはエンズエピソードが発動し、ボーナスストック+DR10G上乗せが濃厚だ。さらに、13連目以降のRUSHは真DRIFTERS RUSHへと昇格し、出玉性能が大幅に強化されるという。

　その他には、突入時点でボーナスストック濃厚となる1G完結の上位ボーナス「全員集合ぼ～なす」や、トータル継続率95％のST型特化ゾーン「義経バトル」といった多彩なトリガーも用意されており、あらゆる場面から一撃大量出玉を目指せる設計となっている。

　MVPの『アラジンAクラシック』、優秀賞の『押忍！番長ZERO』と比べると導入台数はかなり控えめだが、一部のスロッターからは絶大な人気を誇る本機。これからも密かに集めるバラエティー機種として、長期的な稼働に十分期待できそうだ。

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