バンドマンがパチスロを始める王道パターン!?『ミリオンゴッド』との出会い…【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.02】

dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.02

　全国各地のフェスにも多く出演するバンド「dustbox」のベーシスト・JOJIがパチスロについてあれこれ語る当企画。今回はバンドメンバーのドラマー・YU-KIを交えてパチスロ談義に花を咲かせた。聞き手は今回も濱マモルが担当した。

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濱「YU-KI君は元々パチンコ・パチスロをやっていなかったって聞きましたけど、始めたきっかけは？」

YU-KI「やっぱりアレですよね。ライブの移動日とかで早く着くじゃないですか。そうすると、みんなで行くんすよ。スタッフも含めて。俺はやらなかったんで、『どうする？』って聞かれても『寝ます』って言ってたんですけど、『たまには行こうよ』って言われて、渋々付いていったんですよね」
濱「バンドマンがパチスロにハマる王道パターンですね」

YU-KI「その時、千枚くらい出ちゃったんですよね。で、ずっと打ってたらJOJIさんに『これに1回、突っ込んでみたら？』って言われたんですよ。その台がミリオンゴッドです」

濱「わはははは。『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』ですか」

YU-KI「そうです」

JOJI「『この枚数だといくらいくらくらいになるけど、まだ時間あるし、遊べるから』って思ってたんですけど、ちょっとドンピシャリすぎちゃいましたね」

YU-KI「でも、よく分かんないままVが揃って、そこから（連チャンが）始まっちゃいましたね。どこでしたっけ？　地方でしたよね」

JOJI「たしかね、四国だったと思うんだよな」

YU-KI「それでたしか、5～6万勝っちゃって。そりゃあハマるじゃないですか。だから帰ってからも地元で凱旋やハーデス(『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUS ver.-』)をずっと打ってて、JOJIさんに『昨日、10万負けました』って話したら、超引いてるんですよ」

濱「わはははは。自分で引き込んでおきながら。まぁあの手の台はそれくらい負けましたからね。つーか、設定推測とかしてたんですか？」

JOJI「全くですよ。とりあえず、角台打っとけ…みたいな」

YU-KI「でも、やっぱり調べるようになるじゃないですか。そこから『沖ドキ!』とか打つようになりましたね」

濱「また波の荒い台を…」

YU-KI「怖かったんですけど、その日はお店のイベントで沖ドキがめっちゃ出てたんですよ。それをJOJIさんに伝えたら『やっぱり沖ドキだって』って」

濱「どうやら騙されがちな性格なんですね」

JOJI「わはははは」

濱「あの台は基本的にみんな天国モードに上がるまで打ち続けるんで、稼働がいいと出てるように見えるんですよ」

JOJI「それからYU-KIはデータカウンターをポチポチ押すようになりましたからね」

YU-KI「おっ、この台、3スルーしてるなって」

濱「3スルーでも厳しいですけど、徐々に立ち回り始めたわけですね」

JOJI「そこからバジ(『バジリスク～甲賀忍法帖～絆』)だよね」

YU-KI「バジは凄まじかったですね」

JOJI「一番ハマってたイメージがあるもんな」

YU-KI「昼頃にJOJIさんから『今日はどの店ですか？ 今日はどこで仕事ですか？』って連絡が来るんですよ。で、『今日はどこどこですね』って返すと、『じゃあアイスコーヒー買って行くわ』って返事が来るんです」

濱「それだけ連日、ホールへ足を運んでたってことですね」

JOJI「誰かが来店してるって一緒に見に行ったこともあるよね」

YU-KI「ありましたね。SUGAさんと行ったことはないけど…」

濱「第1回目でJOJI君がSUGA君をパチンコ屋さんに誘ったって言ってましたけど、今はプライベートでみんなで打ちに行くことはあまりないんですか？」

JOJI「SUGAとはないですね。俺、勝った時も最初が大事だと思ってて。たとえば一緒に行ったヤツの負けが込んでたら飯くらいは奢ってやるとか。反省会も楽しいからって焼肉行ったりしゃぶしゃぶ行ったりね。でも、SUGAはそういうのがないから、一緒に行かなくなっちゃいますね」

濱「というと？」

JOJI「昔、ツアーで大阪に行った時、SUGAと一緒に打ったんですけど、とにかくSUGAは勝てないんですよ。その日もチンチンにやられてたんですけど、バイオの天井手前の台があったんですよ」

濱「それはもしや、山佐の『パチスロ バイオハザード』ですか？」

JOJI「そうです」

濱「おおっ、それは美味しい」

JOJI「バイオの天井はタイラント(無限ART)に行くじゃないですか。だから、すぐに台を確保してSUGAの肩をトントンって叩いて『なにも言わず打てばいいから』って。で、天井からすげー出したのに………なにも奢ってくれないんですよ」

濱「わはははは」

JOJI「そういうヤツなんですよ、アイツは」

濱「相当なアシストなのに」

JOJI「でしょ。でも、アイツはバイオの天井のすごさが分かってないんですよ。いつも天井を搭載してない台ばかり打ってますから」

濱「そっか。『ジャグラー』系メインですもんね、彼は」

JOJI「ホント、クソみたいな設定のジャグラーばっかり打ってますからね。中間以上はありそうって台があっても、その隣の全然設定が入ってなさそうな台を打つんですよ。データカウンターをポチポチして首を傾げながら」

濱「その光景、何度か見たことがありますよ」

JOJI「大体、夜に行ってるから、設定はある程度見えてるじゃないですか。それなのにボーナスが2回とか、全然当ってない台を一生打ってるんですよ。で、バケを引いて、その分を交換して帰るっていうね。いっつも、袋にお菓子入れてますよ」

濱「高いお菓子ですね」

JOJI「地元で5号機最初の『アイムジャグラーEX』を打ちに行った時も、あの台、左リールにボーナス絵柄があって連チェリーにならなければチェリー重複じゃないですか。でも、SUGAは中押しとかしてたんで、その出目が出るんですよ」

濱「変則押しだと、そうですよね」

JOJI「それなのにSUGAは『ボーナスが揃わねぇ』って、ガンガン店員を呼んでましたからね」

濱「わはははは」

JOJI「で、店員さんに『どこから押しましたか？』って聞かれて『たぶん……真ん中かなぁ』って」

濱「温厚そうな天然キャラに見えるのに、意外ですね」

JOJI「ガチギレしてましたからね。そういうヤツなんですよ、アイツは」
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メンバーに連れられてパチスロにハマったYU-KI。同じくメンバーでボーカル＆ギター・SUGAの話題も上がったところで、次回はライブツアー中の模様などを語っていただこう。