パチスロ「終日で約1万6千円もお得」超強力な消化手順が発覚した超絶マニア台【5号機回想】

　5号機時代は、多くの新規メーカーがパチスロ業界へ参入した時代でもあった。ただ、その大半は現在、遊技機の製造などから撤退。『エリア88』や『押忍！空手部』などを手掛けたイレブンもその一つで、同社の代表作『夜勤病棟』は、マニアたちの間では今なお、名機として語り継がれている。

　驚異的なセールスを記録したPC版美少女ゲームとのコラボ作である本機は、ビッグとミドル、2種類のボーナスを搭載。赤7絵柄ダブル揃いor青7絵柄ダブル揃いで発動するビッグは純増約376枚、夜勤病棟絵柄揃いから始まるミドルは純増約186枚で、ミドル終了後は例外なく1G純増約0.5枚、100GのRT「夜勤タイム」へ突入する。RTの終了条件は規定ゲーム数消化及びボーナス当選だ。

　ボーナスは小役との同時当選がメインで、全ての小役が重複対象。中段薬や斜めリプレイは期待大で、とりわけ後者は高確率でボーナスに結び付く。

　これら小役の成立を素早く見極めるためには中押しでの消化がベストで、まず中リール上段に夜勤病棟絵柄を目押し。中段リプレイ停止時はリプレイor斜めリプレイor中段青薬or赤7ビッグ、中段注射絵柄停止時は注射or中段赤薬or青7ビッグとなるので、前者は左リールに青7絵柄、後者は赤7絵柄を狙えば2種類ある薬絵柄をそれぞれフォローできる。

　また、中リール中＆下段に夜勤病棟絵柄が止まった際には左リールに角チェリーを狙い、これがハズれればミドル成立が濃厚。中リール中段に瓶絵柄が停止した場合は右リールに瓶絵柄を狙った後、左リール中or下段に夜勤病棟絵柄を目押しすれば、成立の可能性が高い瓶or角赤薬を同時にカバーできる。

　この手順を駆使すれば、アツい瞬間を見逃さないばかりか、対フリー打ち比で約5.2G、50枚あたり平均49.7Gも消化できる。そもそもコイン持ちは良好な仕様だが、1日7,000G消化したとすれば、約1万6千円もお得となるのである。　

　ボーナス中は液晶画面上で成立役を完全ナビ。ビッグ中には「ビッグorスモール」「3択当て」などのミニゲームも用意されており、高得点を出せばお宝画像を拝めるといった特典もある。

　なお、スペックはビッグ確率が設定1：546.1分の1～設定6：372.4分の1、ミドル確率が全設定共通：1489.5分の1。機械割は設定1：94.9％～設定6：108.4％とされているが、先述した通常時の中押し手順で、その数値は一気に押し上げられる。

（文＝編集部.）