あのビッグタイトルたちがスマスロで登場⁉ 業界最大手メーカーは今年も人気の看板シリーズで存在感をアピール！【ヒットメーカー「2022年の軌跡」】

『海物語』シリーズなどでお馴染みの業界最大手メーカー・SANYO。当記事では、そんな同社が歩んだ「2022年の軌跡」を振り返りたい。今回は、パチスロ編となる。

『パチスロ スーパー海物語 IN JAPAN祭』

　純増約2.8枚の差枚数管理型AT「海RUSH」で出玉を伸ばすAT特化タイプ。通常時はレア役成立でモードアップorボーナス抽選を行い、15G継続の「桜チャレンジ」に突入すればボーナスのチャンスとなる。消化中は海物語絵柄揃いでボーナス確定、当選時の約33％で「桜チャレンジEX」へ移行することもあり、ここでは報酬の昇格抽選が行われるようだ。

　ボーナス「海祭BONUS」は30G継続で、奇数図柄揃いの同ボーナスは「海RUSHチャレンジ」獲得濃厚。偶数図柄揃いボーナスでは、消化中のレア役成立などでAT突入を目指す流れとなっている。なお、7図柄揃いのボーナスであれば、激アツのプレミアムボーナス「SPECIALアイマリンBONUS」当選濃厚だ。

「海RUSHチャレンジ」はボーナス中に獲得したゲーム数だけ継続し、この間は成立役に応じてAT抽選。ベルやリプレイなどの小役成立はチャンス、レア役成立は激アツで、AT当選後の残りゲームは「EXTRA」へ昇格し、毎ゲームで枚数上乗せ抽選が行われる。

　AT当選後は上乗せ特化ゾーン「海乗せフェスティバル」からスタート。ここでは、終了アイコンが出るまでATの初期枚数を上乗せしていく。終了後のメインAT中はレア役成立で「上乗せ」「モードアップ」「上乗せ特化ゾーン」と3つの報酬を抽選し、リプレイ成立で点灯する「ウリンメーター」MAX時は上乗せ特化ゾーンへのCZ「海ZONE」突入のチャンスのようだ。

　この他には、AT中のボーナスで発動する上乗せ特化ゾーン「海祭BONUS SUPER」や、毎Ｇ小役獲得ごとに100枚以上上乗せする「海乗せフェスティバルMETAL」、先述した「SPECIALアイマリンBONUS」といった強力な出玉トリガーも搭載されている。

『S笑ゥせぇるすまん4』

　平均獲得枚数約409枚のBBが出玉増加のメインとなる本機。通常時はチャンス役成立や規定ゲーム数消化でCZ突入に期待でき、CZ当選時は主に前兆演出「運命ノ分岐」へ移行し、その後の連続演出などに発展→成功すればCZ突入となる。

　CZ「審判ノ刻」は15G継続で、消化中は全役でボーナス抽選。チャンス役成立は文字通りチャンスを迎え、最終的に「ドーン」できればボーナスが約束される。ちなみに、ここでのトータルボーナス期待度は40％超となっている。

　BBは小役ゲームとJACゲーム(1G純増約2.8枚)の2パートで構成され、まずは30G＋α継続の小役ゲームからスタート。この間はリプレイやチャンス役成立を機にJACゲームへ移行し、規定ベルナビ消化で小役ゲームへと戻る仕組みだ。

　このベルナビは初期10回で、チャンス役成立でベルナビ上乗せ抽選。「真JAC」は高継続型の上位JACゲームで、ベルナビ10回が80％でループする(最大5セット)。

　また、「極JAC」は初期ベルナビ30回で、チャンス役成立は上乗せ確定。「絶JAC」は「真」と「極」が融合した究極のJACゲームで、ベルナビ30回が80％でループ＆チャンス役で100％上乗せという激アツ仕様。突入時の平均獲得枚数は約1300枚と一気大量出玉も見込める。

　このほか、本機には「Doon　CHOICE」なる上位JAC獲得の大チャンスゾーンもあり、押し順ベルの第1ナビと同じ報酬を獲得。「NEXT」獲得時は次の配列、チャンス役成立時も1つ以上配列がスキップし、続けば続くほど上位JAC獲得に大きな期待が持てる。

　そしてボーナス終了時は「欲望輪廻ZONE」へ突入し、4G間、全役でボーナス抽選。チャンス役成立はボーナス濃厚で、トータル4Gでの引き戻し期待度は全設定共通で約50％を誇る。

「欲望輪廻ZONE激」は欲望輪廻ZONEの上位版と思われ、首尾よく発動した場合は平均して約8.5回もBBが継続するとのこと。突入契機はBIG終了後、あるいはエンディング到達時の一部だと言われており、これも本機における爆裂トリガーのひとつといえるだろう。

　このほか、本機は「119モード」なるモードも実装しており、滞在中は約72％で119G以内にボーナス当選(設定1)。ボーナス後も同ゾーンは継続するようなので、ヒキ次第ではロングループも十分に可能だ。

　いずれも同社を代表する人気シリーズだが、SNS上に寄せられる意見やホールの稼働状況を見る限り、ファンの期待を上回るような仕上りではなかったようだ。今年は、『大工の源さん』や『聖闘士星矢』など同社が誇るシリーズが6.5号機、あるいはスマスロで登場すると言われているだけに、次なる最新タイトルでの巻き返しに期待したいところである。