シンハライト (牝11歳)

シンハライト
生年月日
2013年4月11日
馬主
キャロットファーム
調教師
石坂正 (栗東)
生産者
ノーザンファーム
近親馬
リラヴァティ、アダムスピーク
主な勝鞍
2016 オークス(G1)
2016 ローズS(G2)
2016 チューリップ賞(G3)
血統
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
Alzao
Burghclere
シンハリーズ シングスピール サンデーサイレンス
Glorious Song
Baize Efisio
Bayonne
解説

馬名の意味は宝石の「シンハライト」から。ライバルのジュエラーが「宝石職人」だけになかなか面白いつながりである。

6戦5勝2着1回という圧倒的な実績を残しながらも、最大着差がデビュー戦でつけた1馬身1/4という現代版テイエムオペラオーのような馬。その類いまれな競走能力も然ることながら、抜群の勝負強さが最大の特徴。タイム差なしの接戦を制してオークス馬に上りつめた。主戦は池添謙一騎手。

新馬、紅梅S(OP)を連勝して挑んだチューリップ賞(G3)で、後にライバルといわれるジュエラーと初めて激突。レコード勝ちでハナ差の接戦を制し、デビュー3連勝を飾った。しかし、初のG1挑戦となった桜花賞では早め先頭から押し切ろうとするも、ジュエラーの強襲に遭い、逆にハナ差で生涯初の敗北を喫した。

雪辱を誓ったオークスを前に、ジュエラーが故障離脱。もう一頭のライバル・メジャーエンブレムもマイル路線に舵を切ったため、オークスは実質「1強」として挑むことに。チェッキーノをはじめとした新勢力の台頭をクビ差だけしのぎ、樫の女王として世代の頂点に立ったが、またも池添騎手のお行儀の悪さが出てしまい騎乗停止になった。池添騎手は2008年のオークスでもトールポピーで”やらかして”おり、これで2度目である。

G1馬として迎えた3歳秋はさらなる飛躍が期待されたが、秋華賞の前哨戦となるローズS(G2)を快勝した後に左前浅屈腱炎を発症。9カ月以上の休養が見込まれるも、その後引退が発表された。

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23:30更新
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