ディーマジェスティ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
ディーマジェスティ (牡11歳)
- 生年月日
- 2013年3月24日
- 馬主
- 嶋田賢
- 調教師
- 二ノ宮敬(美浦)
- 生産者
- 服部牧場
- 近親馬
- エルノヴァ、セイクレットレーヴ
主な勝鞍
2016 皐月賞(G1)
2016 セントライト記念(G2)
2016 共同通信杯(G3)
2016 セントライト記念(G2)
2016 共同通信杯(G3)
関連する馬・騎手
血統
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | ||
Alzao | ||
Burghclere | ||
エルメスティアラ | ブライアンズタイム | サンデーサイレンス |
Kelley's Day | ||
シンコウエルメス | Sadler's Wells | |
Doff the Derby |
解説
そのあまりの特別な強さに、大人気漫画ワンピースの主人公モンキー・D・ルフィーと同じ「Dの一族」ではないかといわれている皐月賞馬。主戦の蛯名正義騎手は、この馬が少しでも不利を受けると何かと騒ぐ。まあ、それだけ大事な存在なのだろう。
英愛ダービーを制したジェネラスなどを輩出した世界的名牝Doff the Derbyを3代母に持つディーマジェスティ。実は2代母シンコウエルメスが現役中に骨折した際、安楽死処分の声を関東の名伯楽・藤沢和雄調教師が覆していなければ、この馬が誕生することはなかったというエピソードを持つ。
2歳9月のデビューから2戦こそ勝ち切れなかったが、3戦目で後にスプリングS(G2)を勝つマウントロブソンに快勝するなど素質の片鱗を見せる。その後、ホープフルS(G2)に登録するもフレグモーネを発症して回避。3歳2月の共同通信杯(G3)で初重賞を飾った。
だが、この馬が本当に全国区になったのは8番人気の低評価を覆して、皐月賞(G1)を制してからだ。ハイペースの中を出遅れながらも差し切り、クラシック1冠目を奪取した。
この勝利を受け、調教師・二ノ宮敬、主戦・蛯名正義のコンビはエルコンドルパサーとナカヤマフェスタで2度の凱旋門賞(仏G1)2着があるため、早くも凱旋門賞挑戦の期待が高まったが、陣営は国内専念を選択。秋初戦のセントライト記念(G2)を快勝し、菊花賞(G1)に挑むも4着に敗れた。初の関西遠征が響いたのかもしれない。
関連記事
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛