GJ > 競馬ニュース > マカヒキは復活したのか?
NEW

JRA「2016年ダービー馬マカヒキ」は復活したのか。強豪相手久々実戦で手応え?

【この記事のキーワード】, ,
JRA「2016年ダービー馬マカヒキ」は復活したのか。強豪相手久々実戦で手応え?の画像1

 19日に札幌競馬場で行われた札幌記念(G2)はサングレーザーが勝利。2着には約2年ぶりの勝利を目指していたマカヒキ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)、3着にはモズカッチャンが続いた。

 大方の予想通り、レースはスタート直後からマルターズアポジーがハナを主張する展開。マカヒキは後方2番手につけて機をうかがっていた。1000m通過タイムが59.1秒という比較的速いペースでレースは進み、4コーナー手前で馬群が凝縮されて最後の直線へ。大外に出されたマカヒキは、残り200mから溜めていた脚を使い先頭に立つ。

 だがそのマカヒキに、内からはサングレーザー、さらに外からはモズカッチャンが襲いかかる。この3頭がほぼ横並びでゴール。空前絶後の大接戦はサングレーザーが勝利。マカヒキはタイム差ナシ、ハナ差の2着に敗れた。

 戦前から陣営が万全の体制を整えてきたなど伝えられていたマカヒキ。レース後、鞍上のC.ルメール騎手は「さすがマカヒキという走りでした」と相棒を称え、「休み明けとこの馬場で少し疲れてしまいました」と休養明け、さらに渋った馬場に敗因を求めていた。

「マカヒキは多くのファンから復活が待たれていました。凱旋門賞(G1)を終えて国内に復帰してから、これまでは最後に手応えを失い、そのまま競り負けてしまうシーンが多かったようにも思えます。ですが、今回は惜しくも2着でしたが最後の最後まで脚が使えていたように見えました。しかも勝ち負けした相手は、牝馬の中で抜きん出た力を持つモズカッチャンに、昨年のマイルチャンピオンS(G1)で0.1秒差の3着に入線したサングレーザーです。ここが9カ月ぶり復帰戦だと考えれば結果は上々。秋の重賞戦線でも期待できる存在なのでは?」(競馬記者)

 復活を彷彿とさせる走りを見せたマカヒキ。ニエル賞(仏・G2)以来、約2年もの間、遠ざかっている勝利は次走以降にお預けとなった。

JRA「2016年ダービー馬マカヒキ」は復活したのか。強豪相手久々実戦で手応え?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  6. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  7. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  8. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  9. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  10. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶