
JRA藤田菜七子「1日2勝」大快挙!ナナコ推し、あの名物馬主がG1騎乗プレゼント!?

19日、藤田菜七子騎手がJRA女性騎手史上初となる1日2勝を達成。この週にあげた勝利で牧原(現姓・増沢)由貴子が持つ女性騎手のJRA最多勝利記録に並んだ。
この日、新潟競馬場に登場した菜七子騎手。第3R・3歳未勝利(ダート1800m)に6番人気トニーハピネスで出走すると、スタートするや否や果敢にハナを主張し、レースをリード。先頭で最後の直線へ入り、後続には迫られるもなんとか逃げ切り勝ちを決めた。
そしてその日2勝目は、第7R・3歳未勝利(ダート1200m)で訪れた。8番人気のライゴッドに騎乗していた菜七子騎手はここでもハナを主張。ライバルたちとの激しい主導権争いを制して先頭に立つと、最後の直線で早々に馬群から抜け出して内ラチ沿いを激走。2着に1馬身と1/4差をつけて勝利をもぎ取った。
JRA新人女性騎手としてデビューしたのが16年3月。その2年半の間に過去の女性騎手たちの勝ち数を次々に抜き、ついにはトップにまで並んでみせた。
「菜七子騎手は7月に、その躍進の一端を担っていたとされる敏腕エージェントとの契約解除が報じられ、今後を危ぶむ声が続出しました。エージェントとの契約解除後は馬質が落ちたのは否めません。ですが、その影響を微塵も感じさせずに勝利を積み重ねているのは称賛に値します」(競馬誌ライター)
また先月、菜七子騎手は通算31勝を達成して、G1競走への騎乗が可能となった。そしてその際レース後にカメラマンから指を「3」と「1」にするポーズを要求されたが断ったという話を『東京スポーツ』の取材で明かしている。
「デビュー時から『菜七子フィーバー』に湧き、報道は加熱の一途をたどりました。当初は困惑しつつも、報道陣から言われるがままになっていた菜七子騎手ですが、時が経ち、勝利を積み重ねるごとに、人気先行のアイドル扱いではなく、ひとりの騎手として見られたいという気持ちが強くなっていったのでしょうね。
日曜日にはライゴッドでハナを主張して、ライバルたちに譲ることがなかったように、これまでよりも勝利に対して強い執念心を見せはじめている気もします。プロとしてやっていくという心境の表れなのかもしれませんね」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 2度の屈腱炎を克服した「不屈」の実力馬がいよいよ復帰! ナリタブライアンの「同期」はG1制覇、鳴尾記念勝利ヨーホーレイクに続けるか