GJ > 競馬ニュース > 「ミッキーアイル2世」が斜行
NEW

JRA暴走王「ミッキーアイル2世」がデビュー戦で斜行……2016年マイルCSの”悪癖”継承で松若風馬騎手は騎乗停止処分

JRA暴走王「ミッキーアイル2世」がデビュー戦で斜行......2016年マイルCSの悪癖継承で松若風馬騎手は騎乗停止処分の画像1

 19日に小倉競馬場で行われたメイクデビュー(芝1800m)は、今年の日本ダービー(G1)で2番人気に支持された(5着)ブラストワンピースの半妹ヴィクトリアピースが完勝。単勝1番人気に応えるデビュー戦勝利で、期待の良血馬が大きな一歩を踏み出した。

 その一方でホロ苦いデビュー戦となってしまったのが、2番人気のミッキースピリット(牡2歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。

 母フリーティングスピリットは2009年のジュライC(G1、芝1200m)を勝ったスプリンターで、昨年のセレクトセールにおいて1億円で落札された良血馬。

 血統的にはスピードタイプだが、音無秀孝調教師は「母がスプリンターでも、ディープインパクトの血が入ると距離をこなせる馬もいる。ウチにいたミッキーアイルがそうだった」と、かつて自身が管理してG1・2勝を上げた大先輩の名を取り上げて期待を寄せていた。同じ野田みづきオーナー期待の良血馬ということもあって、気合の入る一戦だ。

 レースはそんな指揮官の思いに応えるように、最後の直線入り口で先頭に躍り出たミッキースピリット。手応えもよく、そのまま押し切るかに見えたが、次の瞬間に「悪夢」が待っていた。

 残り200mを切り、鞍上の松若風馬騎手のゴーサインに応えて後続を突き放そうとしたミッキースピリットだったが、その直後に大きく内側へバランスを崩し、後ろを走るブルベアペスカの進路を塞ぐ格好に……。結局、そのまま失速し、7着でレースを終えた。

JRA暴走王「ミッキーアイル2世」がデビュー戦で斜行……2016年マイルCSの”悪癖”継承で松若風馬騎手は騎乗停止処分のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛