GJ > 競馬ニュース > シェーングランツ大変身
NEW

JRA「世界的良血」シェーングランツ大変身で5馬身圧勝! 「オークス姉妹制覇」へC.ルメールが挙げた姉ソウルスターリングとの共通点

【この記事のキーワード】, ,
JRA「世界的良血」シェーングランツ大変身で5馬身圧勝! 「オークス姉妹制覇」へC.ルメールが挙げた姉ソウルスターリングとの共通点の画像1

 世界でも屈指の「超良血馬」が2戦目で、ついにベールを脱いだ。

 18日に札幌競馬場で行われた2歳未勝利戦は、一昨年のオークス馬ソウルスターリングの半妹シェーングランツ(牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が1番人気に応えて圧勝。後続を5馬身以上引き離す次元の異なる競馬で、大きな一歩を踏み出した。

「耳はお母さんに似ているけど、身体の線はお姉さんに似ているね」

 母スタセリタが仏オークス馬、姉のソウルスターリングが日本のオークス馬。その両方の主戦を務めていたC.ルメール騎手にとって、また一頭思い入れの深い存在が現れた。

 芝の1800mを7頭立てで行われたレースで、シェーングランツはまずまずのゲートの出を見せたものの、ルメール騎手が「まだ緩くて最初のスピードが出ない」と語った通り、スタートダッシュが今一つで後方2番手からの競馬。

 ただ、ルメール騎手が無理に前へ促さなかったこともあって折り合いはすんなりとついていた。「お姉ちゃん(ソウルスターリング)と違って乗りやすい」とのこと。

 小頭数ながら、やや縦長の展開で1000m通過は61.5秒。同距離、同コースで行われた10Rの富良野特別(500万下)が60.6秒だったことからも、この時期の2歳未勝利戦としてはやや厳しいペースだ。ラスト800mを切って各馬のペースが上がったものの、シェーングランツはなかなか加速できずに最後方へ。ここはルメール騎手も「エンジンが掛かるのに時間が」と課題の1つに挙げている。

JRA「世界的良血」シェーングランツ大変身で5馬身圧勝! 「オークス姉妹制覇」へC.ルメールが挙げた姉ソウルスターリングとの共通点のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  4. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  5. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る
  8. JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆