真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.07.29 11:13
JRA 2歳女王「大本命」現る!? 関係者絶賛の「メジャーエンブレム2世」が馬なり6馬身差圧勝の衝撃デビュー!
編集部
「まさか、こんなレースをしてくれるとは……」
管理する栗田徹調教師でさえ、度肝抜かれる衝撃のデビューだった。28日に新潟競馬場で行われた新馬戦(芝1400m)は、3番人気に支持されたグレイシア(牝2歳)が後続に影も踏ませぬ逃走劇。終始馬なりのまま、6馬身差の圧勝で船出を飾った。
「最後も楽々でした。たいしたもんですよ」
13頭立てで行われたこのレース。鞍上の田辺裕信騎手の「練習ではゲートに不安があった」との言葉通りグレイシアのゲートは、決して抜群というわけではなかった。しかし、鞍上が軽く促すと、他馬とは明らかに異なるダッシュ力で加速。楽にハナを奪うと、あっさりレースの主導権を握った。
ライバルたちとは、スピードのケタが違い過ぎた。逃げるグレイシアになんとかついて行こうと、馬群は10馬身以上の縦長に。しかし、誰もグレイシア交わして前に出ることができない。そればかりか、勝負所の4コーナー手前ではスピードについて行けずに脱落する馬も出始めた。
各馬がスパートを開始する中、1頭だけ馬なりで最後の直線に入ったグレイシア。この時点でほぼ勝負ありといった状況だったが、田辺騎手が軽く促すとスッと後続を突き放しに掛かる。あとはゴールまで、ワンサイドゲームだった。
「レース前から勝ちを意識できる馬でしたが、1週前の調教ではゲートを出なくてどうかと思っていました。しかし、学習能力が高く、今日は好スタートを切り、道中力みもなく楽に行けました」
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛