元JRA安藤勝己氏「令和」でオグリキャップ心情吐露。平成の伝説を経て新時代へ
※画像:オグリキャップ/『JBISサーチ』より4月30日に平成が終わり、5月1日から令和が始まった。さまざまな人々が、30年以上も続いた”平成”の世を振り返っている。そして、競馬ファンの中では元JRA騎手のアンカツこと安藤勝己氏の『平成最後のツイート』が話題となっている。
安藤氏は、自身のTwitterで「オグリキャップの活躍を眩しく見てた先に中央と交流が始まった」とし、JRAへ移籍を果たした後に「夢やったG1をいくつも勝たせてもらって、やりきった引退後に想像してなかった今がある」とキャリアを振り返った。そして「元号が変わっても競馬の進化にはついていきたいな」と今後について語っている。
岐阜にある笠松競馬でデビューした安藤氏。3年目には持ち前の研究熱心さと負けず嫌いさを武器に、笠松競馬のリーディングジョッキーに輝く。以後、社会現象を巻き起こしたオグリキャップの主戦騎手も務めるなど、同競馬場の第一人者として3353勝を挙げる大活躍を果たした。
「安藤氏はそのオグリキャップの第一印象を聞かれると、『デビューしたころはみすぼらしい馬だなあと思っていた』『そんなに見栄えのいい馬ではなかった』などと語っています。6戦目からコンビを結成していますが、そのような外見だったこともあり、騎乗するまでは同馬に対して半信半疑だったみたいですね。ところがその後、オグリキャップは安藤氏を背に7戦全勝と、圧倒的な成績を収めました。
当時、一部のレースを除いて地方競馬の所属の馬や騎手はJRAの重賞などに出走できませんでしたが、この圧倒的な力を持つオグリキャップのJRA参戦を考える人々が続出。笠松競馬時代のオグリキャップのオーナーは当初、JRAの馬主の資格を持っていなかったこともあり、これに消極的だったものの、結局説得に折れる形でJRAの馬主にオグリキャップを売却。同馬はJRAで走ることになりました」(競馬誌ライター)
この決断は安藤氏とオグリキャップの別れも意味していた。1988年からJRAに移籍したオグリキャップは、岡部幸雄騎手、南井克巳騎手らとともにJRAのG1を制覇し、ローカルのヒーローから全国的なヒーローへと大きく飛躍を遂げた。そして引退レースとなった90年の有馬記念では、武豊騎手を背に有終の美を飾っている。
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