GJ > 競馬ニュース > ルメール「G1・4連勝に死角!?」
NEW

JRAルメール「G1・4連勝に死角!?」グランアレグリアNHKマイルC(G1)で怖すぎる「あの癖」

【この記事のキーワード】, , , ,
JRAルメール「G1・4連勝に死角!?」グランアレグリアNHKマイルC(G1)で怖すぎる「あの癖」の画像1

 5月5日、東京競馬場で行われるNHKマイルC(G1、芝1600メートル)に桜花賞馬グランアレグリア(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が出走する。圧倒的1番人気が予想されるが、死角も含めて検討してみよう。

 桜花賞(G1、芝1600メートル)をレースレコードで制したグランアレグリアは、昨年6月、府中の新馬戦(芝1600メートル)を新馬レコードで勝利。2戦目は10月、やはり府中のサウジアラビアRC(G3、芝1600メートル)を楽勝。舞台が阪神から府中に変わるNHKマイルCでは、さらにスピードを活かせそうだ。なんの不安もない不動の本命と言うこともできる。

 ただし、昨年暮れにはルメール騎手を確保するために阪神JF(G1、芝1600メートル)には向かわず、牡馬相手の朝日杯FS(G1、芝1600メートル)に挑戦。このレースで唯一の敗戦を喫している。なぜ負けてしまったのだろうか。

 2枠2番からポンとスタート。ハナに立ちそうな勢いだったが、C.ルメール騎手は外からきたイッツクールに先頭を譲って2番手。このときグランアレグリアは戸惑っているようにも見えた。後ろからきた馬を先に行かせるのは初めてだったからだ。4角では外からアドマイヤマーズに馬体を併せられ、内にいたイッツクールとのサンドイッチにされてしまう。ここで完全に気持ちが切れてしまったのだろう。

 アドマイヤマーズにあっさり交わされ、さらにはクリノガウディーにも差されての3着だった。レース後、ルメール騎手は「このレベルでの併せ馬の経験がなくこれまでと反応が違いました。彼女のバランスが悪くなって内ラチにもたれました」とコメントしている。気性的が荒い牝馬が外から他馬に被せられると、それを嫌がり、やる気を失ってしまうことは珍しくない。

 新馬戦は15頭立ての14番だったため外々を先行。サウジアラビアRCは出遅れたため外々を追い上げた。ところが、朝日杯FSでは、スタート直後に後ろからきた馬を先にいかせ、直線に入るとアドマイヤマーズにぴたっと並ばれた。ルメール騎手の言う通り、それは初めての経験だった。

JRAルメール「G1・4連勝に死角!?」グランアレグリアNHKマイルC(G1)で怖すぎる「あの癖」のページです。GJは、競馬、, , , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛