
JRA藤田菜七子にも「悩み」の種? 19歳・西村淳也「大ブレイク」で激化するノーザン系ローカル枠争い!

6日に騎乗停止から復帰する川田将雅騎手を筆頭にC.ルメール騎手、武豊騎手、M.デムーロ騎手とお馴染みのトップジョッキーらが、今年も激しいリーディング争いを繰り広げている。
上手い騎手ほど、強い馬に乗れる競馬において、上位の面々がそう簡単に変わるものではないが、今年は一人「新顔」がいることが静かな話題を呼んでいる。
現在23勝を上げ、リーディング15位に奮闘している2年目の西村淳也騎手だ。
リーディング15位は一見、インパクトに欠けるかもしれない。だが、トップジョッキーがひしめき合う最多勝争いの中「ベスト20」に入っているのは、間違いなく一流騎手の証だ。
実際に同じく23勝を上げ、リーディング16位にいるのはJRAのG1・24勝を誇る池添謙一騎手。今年の大阪杯(G1)をアルアインで制した伸び盛りの北村友一でさえ、まだ24勝である。
さらに西村騎手はデビュー2年目の19歳。当然、ベスト20で10代は西村騎手だけであり、西村騎手の次に若いのが28歳の三浦皇成騎手。関西ではベスト10に食い込む躍進ぶりだ。
「今年のローカル競馬で、一躍幅を利かせているのが2年目の西村騎手。昨年は13勝止まりでしたが、今年はすでに23勝。勝ち星倍増は確実でしょうし、今のペースなら50勝以上も十分期待できそうです。
さすがに減量のある平場での活躍が目立ちますが、先月には特別戦を連勝するなど、減量が利かないレースでも結果を残しているのは『すごい』の一言。まだ、あまり目立ってはいませんが、関係者の間では『久々に将来の活躍を予感させる若手騎手が出てきた』と早くも評判になってますよ」(競馬記者)
記者の話によると西村騎手の活躍を予感させられるのは、新人離れした腕も然ることながら、その強気な性格が「騎手に向いている」という。
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】