真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.05.03 09:02

JRA・NHKマイルC(G1)波乱の立役者? プールヴィル鍵はマイル適性だが……
編集部
もう1つは距離。1400メートル戦は4戦3勝2着1回とほぼパーフェクトだが、マイル戦は3回走って新馬戦が4着、阪神JF(G1、芝1600メートル)が5着、桜花賞が6着。勝てないどころか連対すらできていない。庄野調教師は「前走(桜花賞)を見る限り、早めに並ばれても最後まで脚が上がらず十分対応できていました。ただ、正直に言って1600がいっぱいいっぱいだと思います」(東スポYouTube動画)と語っている。
しかし、阪神JFでは直線で抜け出そうとしたとき、バテたメイショウショウブが内に寄れてくる不利があって追えなかったのも事実だ。マイルがベスト距離ではないにしても、庄野調教師が言うように”対応”できると見たい。
桜花賞では大外枠だったため逃げたが、逃げ馬ではないので今回は逃げる必要はない。人気になるグランアレグリアとアドマイヤマーズが早めに動きそうなので、秋山騎手はそれを見ながら抜け出しのチャンスを窺える。もちろん、他馬もそれを虎視眈々と狙っているわけだが、プールヴィルには先行しながらバテない脚を使える武器がある。秋山騎手は派手な活躍こそ多くないがテクニックの高さは広く知られている。一瞬のチャンスを突いてくれるだろう。
10数年競馬をやっているファンなら2007年、ピンクカメオが優勝したNHKマイルCを覚えているだろう。単勝17番人気のピンクカメオが1着、単勝18番人気のムラマサノヨートーが3着となり、3連単は970万円台の大波乱になった。このNHKマイルCはグランアレグリアとアドマイヤマーズがやり合えば、共に消える可能性もある。波乱の立役者の有力候補がプールヴィルだ。
Ranking
11:30更新JRA 今月急死「レースを愛した」個性派オーナーがドバイで3頭出し! 寵愛受けたM.デムーロが「Wヴェローチェ」で弔い星へ
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?