真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.06.11 14:45

JRA「抜けた存在」ダノンスマッシュの「懸念」は……函館SS(G3)父ロードカナロアに続く道
編集部
「同世代のタワーオブロンドン以外は強敵が見当たらないここは順当に勝ち負けになるはずです。安田隆行厩舎はロードカナロアも管理していました。ロードカナロアと同じローテを組んできたのは自信と期待の現れでしょう。昨年は函館と札幌で好走していますから、洋芝にはなんの問題もありません。
北村友一騎手から川田将雅騎手への乗り替わりもプラスです。北村友一騎手は大阪杯(G1、芝2000メートル)のアルアインでJRAのG1を初制覇しましたが、得意の先行流れ込みが決まりました。しかし、桜花賞のクロノジェネシスやヴィクトリアM(G1、芝1600メートル)のレッドオルガなど追わせる馬に騎乗すると進路取りなどで未熟な面を露呈しています。川田騎手は昨年、ファインニードルで春秋スプリントG1を制覇。現在リーディング独走中です。ここも強気の競馬をしてくれるはずです。
ただし、ダノンスマッシュがロードカナロア級のスプリント能力を持っているかというとそれには疑問符がつきます。高松宮記念では年齢的にも大きな上積みを見込めない6歳のセイウンコウセイとショウナンアンセムに先着を許しています。快勝したシルクロードSにしても2着がエスティタート、3着が函館スプリントSにも出走予定のティーハーフで、相手は一線級ではありませんでした。ひょっとするとG1を勝つには力不足という可能性もあります。
しかし、ロードカナロア以降、スプリント界ははっきり言って層が薄いのが現状です。大手生産者はスプリンターを作るのが目標ではありませんからね。ダノンスマッシュは伸び盛りの4歳、これからの成長次第ではスプリンターズSを優勝できるのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
先の話はともかく、問題は目の前のレース。函館スプリントSではダノンスマッシュを買わないわけにはいかないようだ。函館スプリントSとセントウルSで好走し、スプリンターズSで高松宮記念に続き1番人気になるようであれば、そこで切るのも面白いかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
関連記事
JRAレーン「イライラ」募り暴言!? 大活躍の中、本人は「マーク」と「ゲート」にネガティブ
JRA「ディープインパクト×アパパネ」2歳新馬ラインベックは金子真人オーナーの大本命!? 三冠牝馬アパパネ「最高傑作」が今月末デビュー濃厚
【函館スプリントS(G3)展望】JRA「仕切り直し」ダノンスマッシュ勝利必須! あの「実績馬」と一騎打ちか
JRA「ガラスの一族」2歳新馬シルヴェリオに「超大器」のウワサ……絶好調ハーツクライ産駒の”真打ち”が間もなく登場!
JRA・C.ルメール「全然違った」発言にブーイング!? エプソムC(G3)良血レイエンダ「大変身」勝利も、”秘密兵器”使用「知らなかった」ファン続々……