GJ > 競馬ニュース > レパードS×アイスバブル  > 2ページ目
NEW

JRA小倉記念(G3)「ディープインパクトの可能性拡大へ」アイスバブルにかかる期待

【この記事のキーワード】, ,

 ディープインパクト自身がそうであったように多くのディープインパクト産駒は鋭い切れ味を身上とする。しかし、アイスバブルは少し異なり、池江泰寿調教師は「お父さんのような極上の切れ味はないのですが、長く脚を使えます」と言う。持続力勝負の差し馬なのだ。日本ダービーは前残りの競馬となったが、その後に行われた目黒記念でアイスバブルは外目をよく伸びていた。やはり、タフな競馬に強い。

 小倉記念は例年、向正面でペースがゆるくなるものの、3角あたりから各馬がしかけるパワー勝負になりやすい。一瞬の切れはないが長くいい脚を使えるアイスバブルにはぴったりのレース。アイスバブルが叩き合う相手は切れ味勝負のアイスストームより、やはり持続力勝負のメールドグラースになるのかもしれない。メールドグラース57.5キロに対してアイスバブル55キロなら勝機もあるだろう。

 鞍上予定はテン乗りとなる福永祐一騎手。追い切りに騎乗した福永騎手は「乗りやすい馬。スタート次第である程度、前で競馬できるんじゃないか」とコメントしている。出撃体勢は整ったようだ。そして、福永騎手はディープインパクト産駒での最多勝利(171勝)という記録を持っている。何かの縁かもしれない。

 キングカメハメハが種牡馬を引退し、ディープインパクトが死亡。日本競馬は重大な転換期を迎えた。だからこそ、残されたディープインパクト産駒のさまざまな可能性を見届けておくのも大切なことだ。

JRA小倉記念(G3)「ディープインパクトの可能性拡大へ」アイスバブルにかかる期待のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
  2. 【日本ダービー】武豊「35回目挑戦」で初のコンビ継続! シンボリクリスエスとも意外な接点…「連対率100%」はシュガークンに追い風か
  3. 悲願の舞台で「30連敗」戸崎圭太の夢叶うか?ステレンボッシュ、ジャスティンミラノと挑むオークスとダービー…「シルバーコレクター返上」に絶好チャンス
  4. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
  5. JRAジャパンC(G1)ヨシオ「冷やかし出走」疑惑に西山茂行オーナー反論! 「何言っているんだ」最強馬決定戦の“珍客”に隠された陣営の思い
  6. 大物外国人騎手の来日でエージェントの「怪しい動き」も活発!? 好調ルーキーの裏でJRAから事情聴取も…関係者が「グレーゾーン」と危惧する行為の舞台裏
  7. エピファネイア「完全復活」はシナリオ通り!? 大駆けテンハッピーローズで重賞7勝目は早くも自己最高タイ。No.1種牡馬返り咲きへ超豪華ラインナップ
  8. ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
  9. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
  10. JRAジャパンC(G1)「史上最高」アーモンドアイ参戦もまさかの低レベル!? コントレイル、デアリングタクトでもない…… 下馬評1番人気はあの馬