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【新潟2歳S(G3)展望】JRA「素質馬」が続々と集結! 来年のクラシックを占う激戦を制するのは?

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 スタートがそれほど速くなかったこともあり、レースは先行馬たちの上位争いに。一度は馬群からインザムービーが抜け出すも、それをグランチェイサーがゴール前でとらえて勝利。クビ差をつけてライバルを退けた。

 勝ち時計1.22.6。この時期の東京競馬場芝1400メートルで1.23.0を切ったのは、重賞で勝利したトウショウドラフタ、NHKマイルC(G1)覇者アエロリットなど、能力が高い馬が多い。グランチェイサーも先輩たちに続きたいところだ。

 中京競馬場でデビューしたペールエール(牡2歳、栗東・安田隆行厩舎)も侮れない。

 新馬戦(芝1400メートル)では抜群のスタートで2番手を確保。逃げ粘りをはかったマイレリーフを直線半ばで捉え、最後は1馬身差をつけて勝利。鞍上を務めていたM.デムーロ騎手は「強かったね。調教からいいものを感じていた」とその能力を評価。また距離も「1600メートルは持つと思う」と距離延長にも対応できると話していた。

 500キロの馬体を持ち、稍重の馬場も苦にすることがないパワーが魅力。前走と同じようなパワフルな走りを期待したい。

 これら以外にも2戦目で初勝利をあげたロードカナロア産駒のタイムマシン、スクリーンヒーロー産駒のウインカーネリアン、ダリア賞(OP)を勝ったエレナアヴァンティら、素質馬が顔を揃えた。

 ここを勝利し、2歳戦線を一歩リードするのはどの馬になるのだろうか? 発走は25日(日)15時45分を予定している。

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