真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.04 19:18

三浦皇成騎手、落馬負傷で復帰は未定。肉体的、精神的なストレスは相当だが……
文=とある競馬ライター
先月14日に札幌7Rで落馬負傷した三浦皇成騎手。左第4、5、6、7、8、9、10、11、12肋骨骨折、左肋軟骨骨折、左緊張性気胸、左血気胸、左副腎損傷、骨盤骨折と、かなりの重傷であり、同18日の手術後、集中治療室(ICU)に6日間いたという話もあり、その深刻度がうかがえる。
同24日には一般病棟に移り、すでにリハビリを開始していることから、復帰に向けた準備は開始しているようだが、復帰時期は未定。これだけの大けがをした以上、すぐに肉体がもとに戻るはずがないだろう。
バランス感覚に不可欠な骨盤を骨折したことで、仮に復帰してもこれまで続けてきたような騎乗に戻れるのか、という不安の声もあるが、”精神面”での不安もあるという指摘も多い。
2012年11月に落馬負傷した佐藤哲三騎手は、その後騎乗しないまま14年に引退。負傷した左腕が回復しなかったのが最大の理由とのことだが、リハビリ中、相当に精神を追い込まれたと各メディアのインタビューでも語っている。
ただ、佐藤騎手は最終的に引退を決断したが、そういった状況を救ってくれたのは、オーナーとして佐藤騎手を高く評価し乗り馬を回していた、ノースヒルズの前田オーナーら、自分を支えてくれた人の激励だったという。
三浦騎手にも仲間や家族など、多くの励ましを受けているに違いない。前向きにリハビリ に取り組んでいるという情報も入ってきているので、ファンとしてはゆっくりと、元気な姿で帰ってきてくれることを待つべきなのだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは