天皇賞・秋(G1)ワグネリアン福永「出走するレース全部勝つ」!?「勝利確信の手応え」から落鉄に泣いた前走・札幌記念の「真相」とは
「出走するレースは全部勝つ――」
2週連続制覇なるか。27日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)に、先週の菊花賞(G1)をワールドプレミアで制した友道康夫厩舎が、3頭出しでG1・2連勝を目論んでいる。
昨年のダービー馬ワグネリアンを筆頭に、同じくダービー馬のマカヒキ、新潟記念(G3)を勝った勢いのあるユーキャンスマイル。これら3頭は友道厩舎の所属馬であると同時に、すべて金子真人オーナーの所有馬であるから恐れ入る。
「金子オーナーと友道調教師は、師が所属スタッフだった松田国英厩舎時代からの付き合いです。それもマカヒキの母ウィキウィキは松田国厩舎、ワグネリアンの母ミスアンコールに至っては友道氏の担当馬で、ともに金子オーナーの所有馬でした。
またユーキャンスマイルの母ムードインディゴも友道厩舎の重賞ホースで、3頭とも金子オーナーと友道調教師と、とても深い縁があります」(競馬記者)
その中でも、師と金子オーナーが特に期待しているのは、やはり昨年のダービー馬ワグネリアンだろう。
昨年の日本ダービー(G1)では、内枠有利のレースで8枠17番の不利を跳ね返しての勝利。秋の神戸新聞杯(G2)も快勝して、天皇賞・秋へ向かう際は3歳筆頭格と有力視されていた。しかし、無念の回避。年明けの大阪杯(G1)まで休養を余儀なくされたが、復帰戦は決して万全のコンディションではなかったという。
「約10カ月ぶりのレースということで、陣営は惨敗まで覚悟していたとか。ところが、最後の直線で鋭く伸びての3着。改めて、この馬のポテンシャルの高さに驚いたそうです。
そして迎えた前走の札幌記念(G2)では、両前脚の落鉄というアクシデント……陣営も『まともなら勝ち負けだった』と悔しがっていましたね。ただ、『先行したレース運びには成長が見られましたし、以前より精神的にも大人になって操作性が高くなっている』と成長を実感しているとのこと。
今回はアーモンドアイを筆頭に強いメンバーが集まりましたが、ワグネリアンがまとめて負かしても驚けないですね」(同)
そんなワグネリアンのポテンシャルを誰よりも深く感じているのが、主戦の福永祐一騎手だ。
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