
武豊「2020年」はサウジアラビア→ドバイ!? マテラスカイ「1着賞金11億円」サウジC諸競走挑戦の可能性
16日、今月のチャンピオンズC(G1)を無敗で制したダート王クリソベリル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、来年2月に開催されるサウジC(キング・アブドゥルアズィズ競馬場)に出走する意向があることがわかった。
今年、世界最高額となる1着賞金約11億円を目玉に誕生したサウジC。来年2月の開催に合わせ、今年の米BCクラシックで1番人気2着だったマッキンジーが出走意思を示すなど、早くも世界各国から挑戦者が名乗りを上げている。
そんな中、日本からも新旧のダート王がスタンバイ。この日、ノーザンファーム吉田勝己代表がクリソベリル、そしてゴールドドリームの2頭に出走の可能性があることを示唆している。
なお、ゴールドドリームはすでに年末の東京大賞典が引退レースなる予定だが、仮に招待されるようなら現役続行の運びとなるようだ。
「楽しみですが、カギを握るのはやはり検疫の問題。サウジアラビア競馬史上でも大きな試みですし、第1回ということもあって、多くの陣営が検疫の簡略化を前提としているようです。
ただ、運営陣には、すでにドバイワールドカップ開催で国際的な成功を収めたスタッフが含まれており、関係者の間では『何とか形にしてくるのでは』と辺りを付けている人も多いとか。難しい問題であることは確かですが、ぜひハードルをクリアしてほしいですね」(競馬記者)
また、今秋のBCスプリントに挑戦した森秀行厩舎のマテラスカイ、同厩の2歳馬フルフラットにも、サウジアラビア遠征のプランがあるようだ。
「サウジC当時に予定されている諸競走に出走するプランがあるようです。マテラスカイはダート1200m戦に、フルフラットは3歳限定のダート1600m戦に登録予定だとか。そこを使って4月のドバイミーティンに向かう予定ですが、もし遠征となれば、この秋のBCのように武豊騎手も遠征することになるかもしれませんね」(同)
しかし、2頭を管理する陣営も「検疫の問題があるので、まだ分からない面はある」とコメント。やはり検疫問題が一番のネックになりそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
JRA「毛色の再現が困難」で落選!? アイドルホースオーディション堂々の「トップ10入り」ソダシ母が“諸事情”でまさかの無念……
JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- ヤマニンウルス、オーサムリザルトに新たなライバル登場か…元クラシック候補が路線変更ズバリ、M.デムーロ「強かった。乗っていただけ」