混戦模様のスプリンターズS、実は「あの馬」の1強!「本物のプロ」自信予想の中身は?
●これぞ本物のプロ集団
–秋競馬の開幕です。まずは意気込みをお願いします。
競馬セブン担当者 今年の春は、フェブラリーステークスを皮切りに宝塚記念まで重賞レースを18週連続で的中させました。この秋も、毎週的中は当然のこと、ご覧いただいた方が馬券で勝てるように、回収率も意識した情報を提供いたします。
–昨年のスプリンターズSや、今年の前哨戦の実績はいかがですか?
競馬セブン担当者 昨年のスプリンターズSは本命のストレイトガールが快勝、穴馬に指定した11番人気のサクラゴスペルが2着となり、馬連5550円を的中させました。
このレースでは、「藤原英厩舎のストレイトガールは完璧。前走で仕上がる一歩手前の状態まで持っていき、1走叩いて状態を上向きにする抜群の調整過程」という話を、ある情報筋から聞いていました。さらに、「東に一発狙っている勝負情報がある」「1分8秒台の決着なら」という話と、別のオフレコ情報などから浮かび上がった11番人気のサクラゴスペルを第一の伏兵と評価し、秋のG1一発目から高配当の的中となりました。
また、今年の前哨戦となる重賞は北九州記念で馬連1490円、三連複3490円、三連単3万4850円を的中。さらにキーンランドカップでも、馬連920円、三連複2190円、三連単1万550円を的中。また春の高松宮記念も的中させており、今年の短距離重賞は特に相性がいいです。
–今週のスプリンターズSの展望を聞かせてください。
競馬セブン担当者 最近は1着馬に「優先出走権」が与えられる前哨戦が増えたことで、賞金が足りない各馬も権利獲りを目標に前哨戦に出走することもしばしば。そのため、大目標であるG1を前に、ある程度各馬のローテーションが同じ道となっています。特にスプリンターズSは傾向が顕著で、最近10年で出走した160頭のうち約6割がセントウルステークスとキーンランドカップを経由しています。馬券に絡むのも、大半がこの2つの前哨戦から出てきた馬です。
ただ、ビッグアーサー、ブランボヌールが勝った前哨戦の結果が本番に直結するとは限りません。重要なのは、前哨戦での陣営の勝負気配を見抜くことです。G1レース的中のポイントは、臨戦過程を点で見ずに線で捉えることにあります。昨年は各馬人気を分け合う混戦模様でしたが、「前哨戦はあくまで叩き台で、上積みの大きさはメンバー中1番」と、明らかに本番を意識した仕上げを施していたストレイトガール以外に本命は考えられませんでした。
今年もすでに2つの前哨戦の分析は精査済みで、あとは間隔を空けて挑む馬たちのジャッジだけという状況です。前哨戦を使わず本番に向かう馬のなかには、人気が集まりそうな有力馬も多いため、これらの取捨がポイントになります。しかし、ここも「なぜ前哨戦を使わなかったのか」という陣営の思惑が見抜ければ問題ありません。
–ズバリ、自信はありますか?
競馬セブン担当者 もちろんあります。先程も言いましたが、G1レース的中のポイントは臨戦過程を点で見ずに線で捉えることです。前哨戦での陣営の勝負気配や思惑、各馬の臨戦過程の情報を入手しているからこそ、本番で狙える馬がおのずと浮び上がってくるのです。
あと、セントウルSで有力候補のビッグアーサーが逃げて勝ったことについて、レース直後に元競馬学校教官の徳吉一己は、教え子の福永騎手の騎乗について「あれは福永の判断だと思うが、従来は控える脚質の馬だけに前哨戦であの競馬をすると、本番で影響が出ないか気になる」と話していました。この点に関しても、「しっかり情報を集めたからビッグアーサーの取捨は完璧だ」と後日連絡がありました。
今年も混戦模様といわれていますが、我々からすれば、もはや「1強」です。能力、状態、情報的にも、この馬が馬券圏外に外れることはほぼないと自信を持って言えます。
ほかにも、「前走は馬場と展開が合わなかったから参考にならない」と、前走の大敗から巻き返しを狙う伏兵の存在をキャッチしています。さらに、「前走は完全に叩き台。本番を見据えて思い通りの調整ができているから、次は目イチ(万全の状態)の仕上げで挑むよ」とデキの良さで差をつける馬がおり、こちらも昨年のサクラゴスペルのような爆弾穴馬として浮上する可能性が非常に高いです。いずれにしても、配当的にもかなり魅力的なレースになるでしょう。
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