真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.25 10:18
川田将雅騎手も一目惚れ「目指すべき所にたどり着いてほしい」21世紀最強馬フランケルの娘ミスエルテがデビュー戦を持ったまま馬なりで圧勝発進!
編集部
RacingKel – Flickr: Frankelより
「世界の競馬を変える」とまで称されている21世紀最強の名馬フランケル。
14戦14勝の無敗でG1は10勝。まったく底を見せずにターフを去った不出世の天才は、今年の産駒が初年度となるが、「革命の寵児」として世界中で子供たちが勝ち上がっている。
そして、ここ日本でもまた一頭「怪物候補」が誕生した。
24日に阪神で行われた牝馬限定戦の新馬戦。12月の阪神ジュベナイルF(G1)と同じ外回りの1600m戦に15頭が集結した。新馬戦の中では貴重な多頭数のレースということでハイレベルな一戦が期待されたが、圧倒的な主役を務めたのはただ一頭だった。
単勝1.3倍という抜けた人気を集めたミスエルテ(牝2歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、まずまずのスタートを切ったが、無理せず中団から。稍重だったので、1000mの通過は62.9秒と目立った時計ではないが、まったく折り合いを欠くこともなく、先行勢を見るような形でレースを進めている。
最後の直線に入って、馬群がばらけるのを見計らっていたかのように進出を開始。馬群から外に出す際に軽く接触する行 儀の悪さはあったものの、まったく追われることなく先頭に並びかけると、あっさりと後続を突き放す。完全に次元が違った。
鞍上の川田将雅騎手にまともなゴーサインを受けていないこともあって、まだ頭も高く改善の余地がありそうなフォーム。だが、そんな荒削りの状況でも馬なりのまま勝ってしまう辺りは、相当な潜在能力の持ち主だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛