GJ > 競馬ニュース > フランケルの産駒たち
NEW

世界最強フランケルの産駒はソウルスターリングだけにあらず!「日本デビュー」が予定されている超良血フランケル産駒をピックアップ!

kamisama.jpg

 欧州を中心に続々と勝ち上がり、先月23日には早くイギリスで重賞制覇を成し遂げたフランケル産駒。世界の競馬の勢力図を塗り替えんばかりの猛烈な勢いは、ここ日本でも「16冠ベビー」ソウルスターリングがデビュー戦を勝ち上がり、大きな話題となった

 現役時代14戦14勝でG1競走10勝。それも後続につけた着差の合計が76馬身ということもあって、2013年に種牡馬入りしてからは、そのサラブレッドの枠を超えつつある”異次元”の強さを求めて世界中の生産者が殺到した。

 その結果、初年度のフランケルの産駒数は130頭に制限されている。

 だが、その貴重な130頭の中から、ソウルスターリングを始めとしたフランケル産駒が日本でのデビューを予定。「日本の軽い芝には合わない」と目されていたフランケル産駒だが、ソウルスターリングのデビュー勝ちで、まずは一端払しょくされた格好だけに期待が高まっている。今回は代表的な良血馬をピックアップしてみた。

ソウルスターリング(牝、母スタセリタ 美浦・藤沢和厩舎)

母スタセリタは仏オークス(G1)の他に、ビヴァリーDS(G1)勝ちなど米国でも活躍。引退までに獲得したG1タイトルは6つに上る。そのスタセリタとフランケルという組み合わせで、合計G1数「16冠」となったのがソウルスターリングだ。その力の一端は、すでにデビュー戦の快勝で証明されている。

ライズイーグル(牡、母ローズオブサマー 栗東・森厩舎)

サドラーズウェルズの3×3という強烈なインブリードを持っているため、さすがに”重い”印象があるライズイーグル。フランケル産駒の日本第1号として、先月2日にデビューしたが5着と悪くない結果だった。欧州でも本格化までに時間が掛かりそうなフランケル産駒も数多く見られており、半姉に米G1馬がいる本馬もまだまだ見限れない存在だ。

クーファディーヴァ(牝、母イーデンズコーズウェイ 栗東・中内田厩舎)

母はアメリカで1勝馬ながら兄弟に日本でもテイエムプリキュアやカネツフルーヴを輩出したパラダイスクリークや、英チャンピオンS(G1)やドバイデューティフリー(G1)を勝ったデイビッドジュニアがいる超良血馬。半兄のゼンノサーベイヤー(父マインシャフト)は今年の3歳馬ですでに2勝を挙げているだけに、本馬にも高い期待がかかる。

世界最強フランケルの産駒はソウルスターリングだけにあらず!「日本デビュー」が予定されている超良血フランケル産駒をピックアップ!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  10. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは