GJ > 競馬ニュース > 高知競馬「売上10倍」
NEW

高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る

【この記事のキーワード】, ,
高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗るの画像1

 27日、地方競馬の1つ高知競馬を運営する高知県競馬組合が組合会議を開き、高知競馬の昨年の売上が前年度から100億円以上増えて、360億円を超える見通しであることがわかった。地元の『高知新聞』が報じている。

 ここ数年、全国的に目覚ましい売上増を見せている地方競馬。中でも「夜さ恋ナイター」や「一発逆転ファイナルレース」といった企画が好評を得ている高知競馬の成長は凄まじいものがあり、一昨年には25年ぶりに過去最高売上を更新したばかり。それがさらに昨年になって100億円以上、つまりは約40%の売上増である。

 走っても走っても勝てない競走馬ハルウララがブームとなった際に注目された、一時の悲惨な運営状況が嘘のように、今や飛ぶ鳥を落とす勢いである高知競馬。一体、何があったのだろうか。

「高知競馬に限らず、全国的に言えることですが、インターネットで馬券を購入できるシステムが開発・整備されたことが非常に大きいと思います。ソフトバンクの系列会社が運営する『オッズパーク』が誕生したことで火が付き、今はJRA(日本中央競馬会)のインターネット馬券購入システムで地方競馬の馬券が買えるようになって、一気に業績を回復した競馬場が相次いでいる状況です。

特に高知競馬は『夜さ恋ナイター』と銘打って、通年でナイター競馬を開催していることが大きい。インターネットのおかげで立地的な不利が解消されただけでなく、夜に手軽に馬券が買えることがファンに受け入れられ、大きく売上を伸ばすに至りました」(競馬記者)

 2003年には88億円に上った負債を清算する引き換えに「これ以上、赤字が増えれば廃止」というところまで追い詰められた高知競馬。

高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗るのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  2. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  3. JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 横山武史「ジョッキーカメラ」はなぜ非公開だったのか? 鬼気迫る川田将雅の大声にビックリも…ナミュール降板で「屈辱」味わった男が迎える正念場
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
  9. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  10. JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……