JRA武豊マイラプソディ狩り!? フィリオアレグロ「ディープの血が騒ぐ」

16日の共同通信杯(G3)は、マイラプソディ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)の話題で持ち切りだが、フィリオアレグロ(牡3、栗東・堀宣行厩舎)もスケールでは引けを取らない。
同馬の血統は父ディープインパクト×母ジョコンダII。半兄に香港ヴァーズ(G1)や宝塚記念(G1)を勝ったサトノクラウンがいる超良血だ。
東京のデビュー戦・芝2000mでは、母ラストグルーヴの評判馬レッドルレーヴとのマッチレースを制し、3着以下とは大きく差がついた。この日の東京競馬場は重馬場での開催。好位からさっと抜け出したセンスもさることながら、34.4秒で上がった切れ味は非凡な素質を感じさせる内容だった。
M.デムーロ騎手も「サトノクラウンの新馬とは比較がつきませんが強かったです。距離は2000m以上もつと思います」と将来性に期待しているコメントを残した。
さらに能力の裏付けとなるのは、デビュー戦で負かした馬のうち、5頭がすでに勝利をあげているようにハイレベルな顔触れだったことである。最後まで食い下がった2着レッドルレーヴは次走未勝利戦を1.3倍の圧倒的支持に応えて勝利した。
ここまでならそれほど珍しい話ではないのだが、特筆すべきは6馬身以上離された3着以下の馬たちもまた、すでに勝利をあげていることである。
なかでも6着だったサトノフラッグは未勝利戦をレコード勝ち、続く芝2000m(3歳1勝クラス)を楽勝して台頭。先日も武豊騎手で弥生賞ディープインパクト記念(G2)に出走することが発表され話題になったばかり。(JRAの正規表記は弥生賞でした)
また、追い風になりそうなデータもある。過去10年の共同通信杯で単勝1倍台に支持された馬が、6頭中6頭とすべて敗れていることである。『netkeiba』の予想オッズ(単勝)によるとマイラプソディは1倍台が濃厚。
確かに名手武豊とマイラプソディの壁は高いかもしれない。だが、デビュー戦の中京で左回りを経験済みとはいえど実際に東京で走ったわけではない。付け入る隙は十分にありそうだ。
過去、単勝1倍台の馬を負かした馬のうち半数となる3頭が、いずれもフィリオアレグロと同じくディープインパクト産駒というのも無視できない。共同通信杯が、直線が長く瞬発力の強さが大きな武器となる東京競馬場で行われていることも無関係ではないだろう。
週末の天気も下り坂の予報となっていることから、重馬場のデビュー戦を経験しているフィリオアレグロには大きなアドバンテージだろう。
陣営によると「体もひと回り大きくなっていますし、全体的な緩さが抜けてきて、少しずつ成長しています」と好感触。「兄に似て走る馬の雰囲気を感じさせます。春の大舞台に向け、いい競馬をしてほしいですね」とポテンシャルの高さに期待を寄せた。
兄サトノクラウンが新馬、東スポ杯、弥生賞とデビューから3連勝で皐月賞に進んだように早い時期から活躍できそうな血統でもある。
大本命マイラプソディを倒して新たなクラシック候補の誕生となるか!?
非常に楽しみな2頭の対決となりそうだ。
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