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毎日王冠「極端なレース」も、覚醒ルージュバックの強さは本物! アンビシャスとともに「秋の主役」に名乗り

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 9日に行われた秋古馬G1の前哨戦・毎日王冠(G2)。歴代勝利馬の中には日本競馬史に名を刻む名馬が多数の「スーパーG2」として馴染み深いレースだが、今年も秋の飛躍を予感させる強さを見せた馬が現れた。

 勝利したのは、デビュー時に「怪物」と謳われ、ついに覚醒の時を迎えたルージュバック(牝4 美浦・大竹厩舎)。後方で脚を溜めたルージュバックは、直線で外から他馬を一気に抜き去り、前を行くアンビシャス(牡4 栗東・音無厩舎)に並びかける。その後は2頭の叩き合いとなり、最終的にクビ差残したルージュバックの勝利となった。牝馬では23年ぶりの快挙である。

 着差はわずかだが、完勝と言える内容だった。隣を走るアンビシャスのC.ルメール騎手が追い出すまで、戸崎圭太騎手は動かず。ルメール騎手が鞭を振るったと同時に戸崎騎手もアクションを開始。先に動いたアンビシャスが先に抜け出すも、ルージュバックにあっという間に捕らえられてしまった。斤量差があるとはいえ、余裕を感じさせるレース内容である。

 前走エプソムCでもそうだったが、ルージュバックは抜群の切れ味を武器とするタイプ。稍重の馬場が幾分心配されたが、杞憂に終わった。アンビシャスも素質馬としての能力は存分に見せつけた格好。本番の天皇賞では逆転も十分に可能だろう。

 3着に入ったのは、ブービー人気ながら最後方から脚を伸ばしたヒストリカル(牡7 栗東・音無厩舎)。スタートから横山典弘騎手が時折見せる「ポツン」が発動し、ダントツの最後方からのレースとなったが、これが功を奏した。4着のロンギングダンサー(牡7 美浦・勢司厩舎)も後方からレースを進めており、上位4着まではすべて追い込んできた馬となった。

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