JRAオークス(G1)同厩アーモンドアイの再現狙う! マジックキャッスル「6枠12番」は“偶然”でなく“必然”か!? 土曜メインにも関連が……
24日、東京競馬場で牝馬クラシック第2戦・オークス(G1)が開催される。2400mという距離はほとんどの3歳牝馬にとって初挑戦となるため、人気通りの決着になりづらいレースでもある。
実際に、昨年のオークスは12番人気のカレンブーケドールが2着に入り、3連単で17万9960円の高配当となった。過去10年で5番人気以内での決着は3回と、伏兵が馬券に絡む可能性がかなり高そうだ。
今年は人気薄の激走候補としてマジックキャッスル(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)に注目したい。
前走の桜花賞で12着に大敗したことで、人気を落とすことが予想されるマジックキャッスル。だが、浜中俊騎手と国枝調教師は重馬場が敗因だったと話しており、オークスは桜花賞ほど馬場が荒れることがなさそうなため巻き返しに期待がかかる。
マジックキャッスルの勝ち鞍は新馬戦のみだが、桜花賞を除けばすべて2着を確保する安定した内容だ。負けたレースもマルターズディオサとタイム差なし、レシステンシアと0秒2差、ミヤマザクラとタイム差なしと一線級の馬と好勝負を演じてきている。
2走前のクイーンC(G3)でマジックキャッスルは後方からレースを進め、上がり3F33秒4のメンバー最速の末脚を発揮。勝ち馬にクビ差届かなかったが、東京コースで高いパフォーマンスを見せていることはオークスへ期待ができるだろう。
また、同レースで4着のアカノニジュウイチとのタイム差は0秒3だった。同馬はスイートピーS(L)にも出走しており、勝ち馬デゼルと0秒4差。オークスで上位人気が予想されるデゼルに、決して引けを取らないという見方もできるはずだ。
現在、東京コースは高速馬場で前残りが目立つ傾向があるため、後方からの追い込みが持ち味のマジックキャッスルにとってマイナスに思えるかもしれない。だが、デビューから2戦は先行する競馬で結果を残しているため、スピード対応も可能だと考えられる。
そんな中、唯一の不安となるのは距離延長ではないだろうか。
「やはりマジックキャッスルが1番心配されるのは距離延長ですね。母ソーマジックもオークスに出走しましたが8着、半兄ソーグリッタリングも1800m以下の距離で実績を残しています。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!